バルトーク: 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽&管弦楽のための協奏曲
スザンナ・マルッキ 、 ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
SACDハイブリッド盤。ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団(ヘルシンキ・フィルハーモニック)と首席指揮者スサンナ(スザンナ)・マルッキのバルトーク第3弾は弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽と管弦楽のための協奏曲です!
1936年夏ブタペストで完成したに弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽は、弦楽5部のパートを2群に分け、チェレスタと打楽器その他の楽器を中央に配置する特異な編成。バルトークらしい民俗色を色濃く呈したリズムとチェレスタの音色が最大の魅力です。5つの楽章からなる管弦楽のための協奏曲はバルトーク晩年の傑作。各楽器がソロとトゥッティのように室内アンサンブルのように交錯する楽曲構造をとっており、その立体的な音楽はバルトークならではといえます。当ディスクのSACD層では5.0 Surround sound、マルチチャンネルで収録されており、SACD層で再生することによりその音響効果も存分にお楽しみいただけます。マルッキはシベリウス音楽院、ロンドン・ロイヤル・アカデミーなどでチェロを学び、フィンランド・チェロ・コンクールで優勝し、1995年から98年までエーテボリ管弦楽団の首席チェリストをつとめた実力派。指揮は1995年よりシベリウス音楽院にてレイフ・セーゲルスタム、エリ・クラスらに師事しその才能を開花させました。2016年よりヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者として活躍する現代フィンランドを代表する演奏家のひとりです。
BISレーベルよりバルトークの録音を続けてリリースしており、これまでバレエ音楽『かかし王子』『不思議なマンダリン』(BIS SA-2328)、歌劇『青ひげ公の城』(BIS SA-2388)をリリース。英グラモフォン誌などで絶賛されております!
キングインターナショナル【曲目】
バルトーク:
(1)弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽(1936)Sz.106
(2)管弦楽のための協奏曲(1943)Sz.116【演奏】
スサンナ・マルッキ(指揮)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団【録音】
(2)2018年5月30日-6月1日
(1)2019年5月27、28&31日
ヘルシンキ・ミュージックセンター(ヘルシンキ、フィンランド)プロデューサー:ロバート・サフ
サウンド・エンジニア、エディティング&ミキシング:エンノ・マエメツ