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SACDに特化した偏屈ブログ

女流指揮者スサンナ・マルッキ&ヘルシンキ・フィルによるバルトークのバレエ音楽“かかし王子”&“不思議なマンダリン”

Wooden Prince -Sacd-

バルトークバレエ音楽「かかし王子」「不思議なマンダリン」
 

2017年9月にベルリン・フィルに正式初登場し話題となったフィンランドの指揮者スサンナ・マルッキ。
当ディスクではヘルシンキ・フィルとの共演でバルトークバレエ音楽2篇の管弦楽組曲版を収録しました。

マルッキはシベリウス音楽院、ロンドン・ロイヤル・アカデミーなどでチェロを学び、フィンランド・チェロ・コンクールで優勝し、1995年から98年までエーテボリ管弦楽団の首席チェリストをつとめた実力派。指揮は1995年より、シベリウス音楽院にてレイフ・セーゲルスタム、エリ・クラスらに師事しその才能を開花させました。以後、指揮者としての活動を中心に世界各国で活躍する現代フィンランドを代表する演奏家のひとりです。メリハリのきいたバルトークを熱演しております。

バレエ音楽『かかし王子』
1916年作曲1幕のバレエ音楽。かかしによって王女を城から誘い出した王子は、王女がかかしを愛する姿を見て幻滅するが、真の愛情を知って二人は結ばれる。ストラヴィンスキーのバーバリズムの影響が強い作品。1924年管弦楽組曲として編曲される。

バレエ音楽『不思議なマンダリン』
ディアギレフの依頼で作曲された1919年作曲、24年改訂のバレエ音楽。娘をおとりに金をとろうとするならず者の一味に、中国のマンダリン(官吏)が殺されるが、娘への執着のために生き返り、最後にその愛を得て死ぬ。1927年に管弦楽組曲として編曲される。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ベーラ・バルトーク(1881-1945):
1.バレエ音楽「かかし王子」 Op.13(1917/1924)
2.バレエ音楽「不思議なマンダリン(中国の不思議な役人)」 Op.19(1924/1927)

【演奏】
スサンナ・マルッキ(指揮)
ヘルシンキフィルハーモニー管弦楽団

【録音】
2017年5月[1]、2018年2月[2](セッション録音)
ヘルシンキ・ミュージック・センター(フィンランド
 

スザンナ・マルッキSACD HYBRID:タワーレコード