Original Recording Format: DXD
Challenge Classics
チャレンジ・クラシックス・レーベルの看板ピアニストとしてリリースを続ける名手ミンナールが名作『ゴルトベルク』を録音しました。透明度の高い響きとすっきりしたフレージングに加え、素朴にしてじっくりとした歌心。現代におけるひとつの回答のようなアプローチが展開されています。遅いテンポで奏でる第25変奏でも豊かな旋律性の持続があり、全体を貫く雰囲気が美しく統一されています。
ボーナスディスクに収録されたオランダの作曲家マンネケの『バッハを思う』は、ミンナールの『ゴルトベルク』の演奏会のために書かれた作品で、コンサートでは第15変奏と第16変奏の間に演奏されました。単独で演奏することもでき、また最後にバッハのアリアをつけても良い、とされている幻想的な小品です。
キングインターナショナル【曲目】
[本編ディスク]
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 全曲[ボーナスディスク]
ダーン・マンネケ(1938-):バッハを思う ~何と儚く、何と空しく A.D.2020
I. Lontano
II. Toccata primo
III. Aria/Ayre (Ach wie fluchtig, ach wie nichtig/Flow my tears)
IV. Intermezzo sospeso
V. Evocazione BWV 854 (Berceuse)
VI. Toccata secundo
J.S.バッハ:アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV988より)※ボーナスディスクもSACDハイブリッド盤です。
【演奏】
ハンネス・ミンナール(ピアノ)【録音】
2020年8月3-6日/アムステルダム、デ・ヴァルシェ教会