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SACDに特化した偏屈ブログ

エストニア出身のミケル・キュトソン指揮による バラキレフの管弦楽作品集

バラキレフ: 管弦楽作品集
ミケル・キュトソン 、 ニーダーライン交響楽団 、 ディナーラ・クリントン

タワーレコード

 

ロシア国民楽派の五人組のリーダー、ミリイ・バラキレフ(1837~1910)。ロシア民族の音楽性を追求した哀愁漂う旋律や、オリエンタリズムが特徴。バラキレフの代名詞ともいえる難曲ピアノ曲「イスラメイ」など一部の作品は現在でも演奏されていますが、他の作品は録音もそれほど多くなく、こと管弦楽曲となるとコンサートでも取り上げられる機会は多くはありません。

今回は、前作でグラズノフ交響曲第7 番を録音した(MDG-95222356)、エストニア出身のミケル・キュトソン率いるニーダーライン交響楽団バラキレフ管弦楽曲に挑みます。
シェイクスピアの劇のための付随音楽として書かれた「リア王」の色彩豊かな序曲。
そしてウクライナ出身のピアニスト、ディナーラ・クリントンソリストに迎えた、美しいロマンティックな旋律が印象的な単一楽章の「ピアノ協奏曲第1 番」。
チャイコフスキー交響曲第4 番第4 楽章で使われている旋律などロシア民謡の旋律を用いて作曲された「3つのロシア民謡の主題による序曲」。
最後にバラキレフコーカサス地方への旅行中に出会った民俗音楽の影響が感じられる交響曲第2番。
ニーダーライン交響楽団による多彩なサウンドMDGの高音質録音で鮮烈に響きます。
(キングインターナショナル)

バラキレフ管弦楽作品集』
【曲目】
ミリイ・バラキレフ(1837-1910):
・劇付随音楽「リア王」 ~序曲
・ピアノ協奏曲第1 番
・3 つのロシア民謡の主題による序曲
交響曲第2番

【演奏】
ディナーラ・クリントン(ピアノ)
ニーダーライン交響楽団
ミケル・キュトソン(指揮)

【録音】
2021年3月3-6日、クレーフェルト=メンヒェングラートバッハ公立劇場

Stereo/5.1/2+2+2
68'01

 

 

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