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MDGの高音質録音が光るカリンニコフのオーケストラ曲集

カリンニコフ:オーケストラ曲集
ミケル・キュトソン 、 ニーダーライン交響楽団

タワーレコード

 

MD+G

カリンニコフは才能に恵まれながら、肺結核のため35歳で夭折した薄幸の天才。その才能と輝きを凝集したのが交響曲第1番で、奇跡的な魅力作となっています。その待望の最新録音。MDGならではの高音質録音で、通常あまり聴こえない第1楽章再現部のハープが息をのむ美しさで聴こえます。

カリンニコフは短命だったのと生活に追われ作曲に集中できなかったため作品は多くありませんが、ここでは主要なオーケストラ曲をたっぷり楽しめます。弦楽セレナードの節度ある歌心、2篇の間奏曲での生命力あふれる推進性まで彼の才能を再認識させられます。

1971年エストニア出身の指揮者ミケル・キュトソンはオペラ指揮者として定評が高いですが、2012年からニーダーライン交響楽団の指揮者を務めています。ニーダーライン交響楽団マーラー交響曲第3番を世界初演したクレーフェルト市立管弦楽団を前身とする団体。ドイツ風の重厚な音色が特徴です。
キングインターナショナル

【曲目】
カリンニコフ:オーケストラ曲集

(1)交響的絵画「西洋杉と棕櫚」(1897/8)
(2)交響曲第1番ト短調(1894/5)
(3)弦楽セレナード(1891)
(4)間奏曲第1番嬰ヘ短調(1896)
(5)間奏曲第2番ト長調(1897)

【演奏】
ミケル・キュトソン(指揮)
ニーダーライン交響楽団

【録音】
2021年6月22-25日/メンヒェングラートバッハ劇場

 

 

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