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SACDに特化した偏屈ブログ

加藤訓子、多重録音によるライヒ作品集第3弾! LINN RECORDSのジャレッド・ホッブス監修の下、寒河江ゆうじによる録音とミキシングに、CHANNEL CLASSICS創立者ジャレッド・サックスがマスタリングを行った高音質録音を生かす、SACDハイブリッド盤での発売

kuniko plays reich II
加藤訓子

タワーレコード

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2011年にリリースされたLINNからのデビュー・アルバム「kuniko plays reich」から約13年。2018年には「Drumming」のリリースもあった加藤訓子による、ライヒ作品を集めた3枚目のアルバムが登場。今回は電子オルガンの演奏のほか、ヴィブラフォンによる「ピアノ・フェイズ」、鍵盤打楽器のためのオリジナル作品などを多重録音で収録。LINN RECORDSのジャレッド・ホッブス監修の下、寒河江ゆうじによる録音とミキシングに、CHANNEL CLASSICS創立者ジャレッド・サックスがマスタリングを行った高音質録音を生かす、SACDハイブリッド盤での発売です。

2011年に英国のLINN Recordsから初リリースしたkuniko plays reich以来、「次のアルバムは何をやるの?」と訊かれてきた。世界中から「次のライヒは?」と期待されるが、私はただ、音楽活動の中で、作品との出会いや縁というものを大事に自然の流れに身を任せ、その時の興味に没頭してきただけで、最終的に自然の産物としての音楽が人から人へとこの世に残ってゆけばそれでいいと思っている。2022年、めぐろパーシモンホールの開館20周年記念として日本でオールライヒプログラムを企画した際には、「ドラミング」の生のアンサンブルを中心に「フォーオルガンズ」や「マレットとオルガンのための音楽」など、やってみたかった曲をかたっぱしから並べた。セッションの間、生身の演奏を見ながら、自身でもっと納得の行くように取り組みたいと思ったものを密やかに勉強し、また一人でコツコツと録音を重ねて行った。それらが、今回 kuniko plays reich II へ収録した4曲である。図らずもライヒの60年代から2000年代までを往年の名曲も含め、彼の作曲法の推移を追いかけるようなラインアップとなった。--加藤訓子

※ 日本語帯、別冊日本語解説が付属します。
ナクソス・ジャパン

【曲目】
スティーヴ・ライヒ(1936-):
1. フォー・オルガンズ(4台のオルガン)
2. ピアノ・フェイズ (加藤訓子編曲 2台のヴィブラフォン版)
3. ナゴヤマリンバ
4. マレット・クァルテット

【演奏】
加藤訓子(マリンバヴィブラフォン、オルガン、マラカス - 多重録音)

【録音】
2022年5月25-26日、6月5-6日 かながわアートホール
2023年6月1-4日 ウィステリアホール(豊橋)
収録時間: 55分

SACD層: Stereo、Multi-Channel 5.0

 

 

 

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