VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

高田みち子  NIGHT BUZZ

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1 "51st Street, Lexington Avenue "
2 Chocolate
3 雨は優しく
4 カナリア
5 Night buzz
6 Don't Say A Word
7 春を待ってる
8 Your God
9 夕暮れと嘘
10 The Tracks Of My Tears
11 僕らの樹

SACD2004  ハイブリッド  ステレオ  ソニー・ミュージック・ジャパン


シンガーソングライター高田みち子の2004年デビューアルバム。デビュー作からSACDでというスタイルは実力と期待度の表れでしょう。その期待に応えてとても素晴らしい作品。

ポップス系だってSACDの意味は大きい。特に彼女の様な伸びやかで透明感のある声は気持ちよく柔らかな空気と共に運ばれてくる。

「高田みち子」という名前をご存知な方はあまりいないかも知れない。
というのも実力がしっかりしている分奇をてらう必要がなく、「露出を多くして谷間を強調したりなど音楽とはまるで関係ない事でアピールしておよそ音楽のファンとは言い難い人達にアピールしないと商業ベースに乗らない」現在のポップスシーンにおいては地味になるからでしょう

私は邦楽ポップスは主食ではないのですが、11は激名曲。車用にCD-Rに焼いてたりしますし、他の人に聴かせても好評です。こんな曲が知る人ぞ知るでは、メディアを頼っていては本当に良い音楽とはめぐり逢えないなと思います

残念な事にこのデビューアルバム以降は通常CDでのリリースとなってしまっています。
CD層で聴いても「ああ、良い音だな」と感じれば、「もっと良い音で聴いてみたい」という衝動に駆られる方は少なくないでしょう。そこにSACD普及の道があると思うのですが・・
ソニーはもう少し信念のある展開をしていればな、と

大不況がゆえに「本物」が求められる時代。SACDに本腰を入れるに好期だと思います

                       スペシャルサンクス・みさん

Michiko Takada/vo,flute
Tsunehide Matsuki/g,bluesharp,
Akira Okazawa/b
Yuichi Togashiki/ds,percussion
Soichi Noriki/piano,key

Produced,Recorded and Mixed by NORIO”DELTA HOUSE”AICHA
Assisted by Motohiro Noguchi,Takayuki Saitoh
Mastered by HIROSHI”SPACE COWBOY”KAWASAKI
SACD Mastered by MACHIKO SUZUE