VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

JOURNEY  ARRIVAL

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1 Higher Place (05:09)
2 All the Way (03:35)
3 Signs of Life (04:54)
4 All the Things (04:23)
5 Loved by You (04:02)
6 Livin' to Do (06:24)
7 World Gone Wild (06:00)
8 I Got a Reason (04:20)
9 With Your Love (04:25)
10 Lifetime of Dreams (05:29)
11 Live and Breathe (05:15)
12 Nothin' Comes Close (05:41)
13 To Be Alive Again (04:21)
14 Kiss Me Softly (04:47)
15 We Will Meet Again (05:05)

SACD2001  シングルレイヤー  ステレオ

80年代に多くのビッグヒットを飛ばし、それゆえ「産業ロック」などと揶揄される事もあったが、そのクオリティの高さは誰も否定は出来ない米国産ハードロックのスーパーバンド。不仲を克服して90年代後半の再結成ブームに乗るも、肝心のフロントマン、スティーヴ・ペリーの脱退で暗礁に乗り上げ旅路ももはやこれまでと思われたが、スティーヴ・オージェリーなる新ヴォーカリストを得ての再出発盤。

現在のジャーニーは新ヴォーカリストアーネル・ピネダが加入しもうじき来日公演が予定され、それも変わらずの売れ行き。というわけで本作と次作は喉を傷めて数曲でのみ参加のち脱退という歴史の闇に葬られそうなスティーヴ・オージェリー

ですが!本作は80年代の名盤と比べてもなんら遜色の無い素晴らしいアルバムだと大推薦しておきます。ヴォーカリストとしての存在感はペリーと比べると劣るも歌唱力は立派なものでメロディアスハードにぴったりな声質のオージェリー。そしてなにより、曲がすこぶる良い。特に2は「オープンアームズ」や「ドント・ストップ・ビリーヴィン」などと肩を並べる激名曲。1、3も良い。すごく良い。5、9、10も極上。

SACD効果で音の厚みが増しているし、細部の音が埋もれず聴こえる。CDでのデジタルリマスターとは一味違う臨場感だ。ファンには嬉しいだろうし、少なからずいるだろうオージェリーファンはぜひ持っておきたい
しかし、ハイブリッド盤ではないのでご注意ください


ジャーニーは全部SACDにしてくれよ~。ボストンも、エピック時代ヨーロッパも

ポップ、ロック系のニーズが初期と比べ格段に高まっているようですしね。新録新譜が出るのが一番健全ではありますが、やはりリイシュー物も期待したい

Produced by Kevin Shirley Mixed by Kevin "spank"Shirley

John Kalodner:John Kalodner

Authored for SACD by JEN WYLER at SONY MUSIC STUDIOS