VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ティファニー  ザ・ニアネス・オブ・ユー

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1. 月光のいたずら
2. いつか王子様が
3. 恋をしましょう
4. サマータイム
5. ザ・ニアネス・オブ・ユー
6. ペーパー・ムーン
7. バイ・バイ・ブラックバード
8. イット・クッド・ハップン・トゥ・ユー
9. ミスティ
10. ルート66
11. マイ・ファニー・ヴァレンタイン


2006 SACD/CD-HYBRID ステレオ 

08年の3rdアルバム「アメイジング・グレース」は内容・録音共に素晴らしい出来栄えで私のお気に入りのティファニーの06年のデビューアルバム

バックはレイモンド・マクリーン(t sax)海野雅威(p,fender-rhodes)鳥越啓介(b)ジミー・スミス(ds)
プロデューサーはもちろん伊藤”88”八十八。DSDレコーディング

音質の良さは折り紙つきのレーベルだけあって素晴らしい。マニアックになり過ぎない、万人受けする録音だと思いますね。ただCDとでは結構差があるなと思います。CDだとアップテンポな曲がティファニーのハイトーンで耳につく感じがします。それがSACDだとまろやかでスーっと伸びていく感じです。

それと伊藤さんの作るレコードは「しっとり大人のムードな」といった今時ジャズヴォーカルでなく『スイング』感を大事にしていて、ヴォーカルだけでなく演奏陣も実に熱いのが良い

ティファニーの歌唱、声はやや「若い」なと感じさせはしますね。それでも迫力ある、それでいてキュートな歌唱がポテンシャルを強く感じさせますし、こんな新人いたら飛びつきますよ
難を言うなら全体的にインパクトに欠けるかな。後聴感があっさりしてる感じではあります。聴いてる時はいいのですが「もうちょい」な感じはします

そこを2nd3rdで飛躍するのが凄いのですが、それはまたの講釈で