VIVA!SACD

VIVA!SACD

SACDに特化した偏屈ブログ

MTT&SFS新譜はベートーヴェンとアイヴス、コープランド

イメージ 1
 
 
 

Symphony No.5/Piano Concerto No.4

 
マーラー交響曲シリーズを完成させたMTT&SFSの新たな録音はベートーヴェン「運命」、そして名手エマニュエル・アックス
を迎えてのピアノ協奏曲第4番。アックスはポーランド生まれで幼少時にカナダに移住、現在はニューヨークに住み、妻は日本人ピアニスト野崎洋子。ソニー在籍なのにSACDがなかったので、二倍嬉しい共演ですね。同月発売タイトルには仲道郁代&パーヴォ・ヤルヴィで同曲が収録されていますし、パーヴォはベト5の録音もありますので、それらと共に楽しむのもいいですね。
マーラー・シリーズは演奏、録音共に世界中で絶賛されていますし、新たなSACD名盤が生まれてくれる事に期待です。
 
 
 
イメージ 6  イメージ 7  イメージ 8  イメージ 9  イメージ 10
 
イメージ 11  イメージ 12  イメージ 13  イメージ 14
 

Concord Symphony/Organ Symphony

 
 
もう一枚はアメリカの生んだ20世紀で最も偉大な作曲家の一人であるチャールズ・アイヴスのコンコード・シンフォニー。この作品は、アイヴズのピアノ・ソナタ第2番 Concord, Mass., 1840-60 をカナダの作曲家ヘンリー・ブラントがオーケストレーションしたもの。そして、また20世紀 アメリカを代表する作曲家の一人であるアーロン・コープランドのオルガン・シンフォニー。コープランドがパリに留学した終わりの時期(1924年)に、オルガニストでもあった師のブロージェが、ニューヨークとボストンに招かれた際に演奏するために書かれた最初の交響的な作品。
特にコンコード・シンフォニーはMTT&SFSが初めて取り上げるナンバーとして注目を集め、先のライヴでは絶賛の模様。私は元がブリティッシュ・ロック好きで、その後もジャズ以外は英国・欧州の作曲家、指揮者・楽団の方が好みであるため、アイヴス、コープランドは聴いた事がないので、挑戦したい1枚。
 
イメージ 15  イメージ 16