VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ACのCM「こだま」でお馴染みの・・みすゞのうた~金子みすゞ

震災以降、民放では企業CMが自粛され代わりに大量に流れたACのCM
おかげで日本国民にすっかりお馴染みになった金子みすゞ

「~こだまでしょうか いいえ 誰でも」の『こだま』の詞が朗読されるCMですね

金子みすゞ は大正末期から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人。わずか26歳で生涯を閉じている方なんです(私もこの度調べて初めて知りましたが)

元々は曲を付ける事を想定した詞ではないそうですが、評価の高まりと共に作曲家や歌手による作曲が行われるようになって「みんなのうた」でも流れているとか

このブログで彼女を取り上げるのは・・そうです、SACDでも彼女の作品が出ているからなんです。
 
 
 
 
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浜圭介・作曲、服部隆之・編曲、佐渡裕・指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団・演奏、佐藤成宏・テノール
佐藤しのぶ・ソプラノ
 
 初めてこのCDを聴いた時、「金子みすゞ山田耕筰が生まれた」と喜びでいっぱいでした。
かつて北原白秋山田耕筰がいたように、みすゞさんに浜圭介さんがいたのです。
みすゞさんの童謡は日本人が初めて手に入れた三世代が共有できる文学宇宙、みすゞさんの宇宙、みすゞコスモスです。
浜圭介さんは優しくて、深くて、広大なみすゞさんの宇宙にこだまし、響き合ってくれたのです。
聴いたその一瞬、みなさんのこころにみすゞさんの宇宙が広がっていくことでしょう。
このCDはみすゞさんの宇宙、みすゞコスモスの始まり、偉大なビッグ・バンです。(矢﨑節夫)
 
【収録曲】
  1. 失くなったもの
  2. 寒のあめ
  3. 夕顔
  4. 空の鯉
  5. 空いろの花
  6. 魚の嫁入り
  7. 不思議な港
 
私もまだ聴いてないのですが、これは興味ありです