クラウディオ・アバド~ザ・ラスト・コンサート
「クラウディオ・アバド~ザ・ラスト・コンサート」
クラウディオ・アバド(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
DISC1
フェリックス・メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』(抜粋)(40’11)
1. 序曲
2. 第1番: スケルツォ
3. 第3番: 合唱付の歌「舌先さけたまだら蛇」
4. 第5番: 間奏曲
5. 第7番: 夜想曲
6. 第9番: 結婚行進曲
7. 第13番: 終曲「わずかな光」
デボラ・ヨーク(ソプラノ) ステラ・ドゥフェクシス(メゾソプラノ)
コンスタニア・グルツィ(合唱指揮) バイエルン放送合唱団女声団員
DISC2
ベルリオーズ:幻想交響曲(55’46)
1. 第1楽章: 夢と情熱
2. 第2楽章: 舞踏会
3. 第3楽章: 野の風景
4. 第4楽章: 断頭台への行進
5. 第5楽章: ワルプルギスの夜の夢
収録:2013年5月18、19、21日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
録音:24bit/48kHz
★ベルリン・フィル・レコーディングスが、クラウディオ・アバドの三回忌を記念して発売した、「クラウディオ・アバド~ザ・ラスト・コンサート」がSACD Hybrid盤となって登場します。これは、2013年5月にアバドがベルリン・フィルに最後に客演した際の演奏を収めたもので、メンデルスゾーン《真夏の夜の夢》(序曲および6曲)およびベルリオーズ「幻想交響曲」が収録されています。
当ディスクのコンセプトは、ベルリン・フィル団員のアバドへの思い出が詰まった「アルバム」。このSACD Hybrid盤の装丁も、格調高い赤の布張りハードカバーで、ブックレットにはプライベートを含む様々な写真が散りばめられています。その多くが、これまでに非公開だったもの。当時の楽団員や、共演のポリーニ、バレンボイム、ブレンデルらとのリハーサル風景。またサッカーや卓球を楽しむ姿などファンならずとも嬉しい写真が満載です。
★「アバドは妖精の世界を見ることができる」と評された演奏はもちろんのこと、総じてベルリン・フィルのアバドの思い出が、凝縮されており、「アルバム」の名に相応しい内容となっています。アバド・ファン、アバド時代のベルリン・フィルに関心を持つリスナーには、絶対に見逃せないタイトルと言えるでしょう。