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SACDに特化した偏屈ブログ

小林研一郎&ロンドン・フィルの最新録音はストラヴィンスキーの“春の祭典”&“火の鳥”DSD 11.2MHz

ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」&組曲「火の鳥」

先日同じEXTONレーベルからジョナサン・ノット&東京交響楽団で「春の祭典」がリリースされたばかりですが、コバケンとロンドンフィルもリリースです。ノット盤はミューザ川崎でのワンポイント・ライヴ録音でしたが、当盤はアビーロード・スタジオでの録音(だから価格がちょっと高いのかも)。近頃ストラヴィンスキーにはまっている私としては、演奏も録音も興味深いです。
 
ロンドン・フィルという強力な布陣を得て、小林は自家薬籠のレパートリーであるストラヴィンスキーで、全霊を傾注した渾身のアルバムを創りあげました。
自在な棒から放たれる音楽は、一音一音に豊かな生命が宿り、飛翔と集散を絶妙にくり返しながら巨大なマグマの集積を生みだしています。明確な定位で捉えられた楽器音が、放射しながら圧倒的なエネルギーの音塊へと登りつめていくさまを、最新スペックによるサウンドが超鮮明に捕らえています。
ロンドン・フィルコンサートマスターが「これこそ、私の席で聴く音だ!」と賛嘆したという話題の新録音です。
(オクタヴィア・レコード)
【曲目】
ストラヴィンスキー
バレエ音楽春の祭典」 (1947年版)
バレエ音楽火の鳥組曲 (1919年版)
【演奏】
小林研一郎(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2017年4月12日(春の祭典)、21日(火の鳥)
ロンドン、アビー・ロード・スタジオ にて収録