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SACDに特化した偏屈ブログ

Gramolaレーベルからトーマス・アルベルトゥス・イルンベルガーらによる「退廃音楽の祭典 」

Entarteopera Festival
退廃音楽の祭典
 
Gramolaレーベルが力を注ぐ「退廃音楽復興」のシリーズ。第二次世界大戦時、ナチス政権によって迫害され、忘れられた作曲家たちの作品は、20世紀の終わりから続々と演奏機会が増えてきましたが、それはほんの一部であり、まだまだ埋もれている作品が数多くあります。 このアルバムでは、ザルツブルクに拠点を置くヴァイオリニスト、イルンベルガーが独奏を務めるヴァイオリンを中心としたさまざまな合奏協奏曲作品を収録。ディスク1では、20世紀初めに活躍した2人の女性作曲家、】エセル・スマイス[1858-1944]とヴィーチェスラヴァ・カプラロヴァ[1915-1940]の協奏曲、ディスク2ではハルトマン[1905-1963]、マルチヌー[1890-1959]の協奏曲と、時代に翻弄された4人の作品を聴くことができます。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
1. スマイス:ヴァイオリンとホルン、オーケストラのための協奏曲 (1926)
2. カプラロヴァ:ヴァイオリン、クラリネットとオーケストラのためのコンチェルティーノ Op.21 (1939)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン) ミレーナ・ヴィオッティ(ホルン:1) ラインハルト・ヴィーザー(クラリネット:2) ウィーン・コンツェルトフェライン管弦楽団 ドロン・サロモン(指揮)
録音時期:2016年9月27-29日 録音場所:Beethovensaal der Pfarre Hriligenstadt, Vienna

Disc2
1. ハルトマン:ヴァイオリンと弦楽合奏のための『葬送協奏曲』 (1939, rev.1959)
2. マルチヌー:ヴァイオリン、ピアノとオーケストラのための協奏曲 H342 (1953)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン) ミヒャエル・コルスティック(ピアノ:2) イスラエル室内管弦楽団(1) インゴルシュタットグルジア室内管弦楽団(2) マルティンジークハルト(指揮)
録音時期:2014年9月16日(1)、2015年9月28,29日(2) 録音場所:Barocksaal, Schlossmuseum Linz, Upper Austria(1)、Kongresszentrum Bad Ischl, Upper Austria(2)
録音方式:ステレオ(DSDSACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

 
ウイーンのGRAMOLAレーベルの看板ヴァイオリニスト、1985年オーストリアザルツブルク生まれのトーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー。日本ではまだまだマイナー演奏者ですが、評価が高い様です。
タワーレコードではこれまで国内流通盤のみで少々高かったのですが、今年6月に輸入盤の取り扱いが始まってます。かなり多くのSACDリリースがありますので1部をピックアップ。気になる存在です
 
 
イメージ 2淑女の夜 女性作曲家の作品集

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イメージ 3ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集