マルティヌー:ヴァイオリン協奏曲集
「Gramola」レーベルから多数のアルバムをリリースしている1985年ザルツブルク生まれの俊英ヴァイオリニスト、イルンベルガー。ウィーン古典派から近代作品までレパートリーの多彩さを誇る彼ですが、最近はチェコやハンガリーなどの東欧の作品を好んで取り上げています。これまでに発売されたアルバムでも一連のゴルトマルク作品をはじめ、ドヴォルザークの協奏曲での斬新かつ柔軟な解釈が評判となりました。
今回彼が取り組んだのはチェコに生まれ、パリを経てアメリカで活躍した近代作曲家マルチヌーの2つのヴァイオリン協奏曲。第1番はパリ時代に書かれた民族色の強い作品、第2番はアメリカに移住した直後の後期ロマン派風の技巧的な作品です。時代の変遷に伴うように作風を自在に変化させていったマルチヌーの特徴を捉え、旋律を甘美に歌い上げた名演です。(輸入元情報)
【収録情報】
マルチヌー:
● ヴァイオリン協奏曲第1番 H226
● ヴァイオリン協奏曲第2番 H293
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)
ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団
ヘイコ・マティアス・フェルスター(指揮)
録音時期:2016年5月13日(第2番)、2018年2月20,21日(第1番)
録音場所:チェコ、オストラヴァ、シティ・オブ・オストラヴァ・カルチャー・センター・コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガーSACD HYBRID:タワーレコード