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SACDに特化した偏屈ブログ

音楽の都ウィーン発の「いま」の響きを伝えるレーベル、Gramolaから俊英イルンベルガー率いるトリオでブラームス: ピアノ三重奏曲集

 

ブラームス: ピアノ三重奏曲
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー 、 ダヴィッド・ゲリンガス 、 リーリャ・ジルベルシュテイン

タワーレコード

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Gramola

1985年ザルツブルク生まれのトーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー。15歳の時にチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のソリストとしてブリュッセルのパレ・デ・ボザールにデビューして大きな注目を集め、以降ヨーロッパや日本を含むアジアの主要なコンサートホールで演奏を重ねています。2004年にGramolaレーベルと専属契約を結び、40作を超えるアルバムをリリース。ブラームスは2006年にヴァイオリン・ソナタ全曲を録音していますが、今作はチェロのダヴィド・ゲリンガスとピアノのリーリャ・ジルベルシュタイン、この2人の名手とともにクラリネット三重奏曲を含む、3つの三重奏曲を演奏しています。1854年に書かれるも、その35年後に改訂された第1番、エネルギッシュなユニゾンで始まる第2番、円熟期に完成された第3番、どれもブラームスらしい緻密に張り巡らされた対位法と、美しい旋律を持つ充実した作品で、ウルンベルガーたち3人の奏者は、高揚感を湛えながら旋律を紡いでいきます。最後に置かれたクラリネット三重奏曲は晩年の名作。ヴィオラで演奏することも可能であり、ここでイルンベルガーはヴァイオリンをヴィオラに持ち替え、哀愁漂う旋律を美しく奏でています。
ナクソス・ジャパン

【曲目】
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
[SACD1]
ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op. 8(1890年改訂版)
1. I. Allegro con brio
2. II. Scherzo. Allegro molto
3. III. Adagio
4. IV. Allegro

ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 Op. 87
5. I. Allegro
6. II. Andante con moto
7. III. Scherzo: Presto - Poco meno presto - Presto
8. IV. Finale: Allegro giocoso

[SACD2]
ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op. 101
1. I. Allegro energico
2. II. Scherzo: Presto non assai
3. III. Andante grazioso
4. IV. Allegro molto

クラリネット(ヴィオラ)、チェロとピアノのための三重奏曲 イ短調 Op. 114
5. I. Allegro
6. II. Adagio
7. III. Andantino grazioso
8. IV. Allegro

【演奏】
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー
(ヴァイオリン…CD1、CD2:1-4/ヴィオラ…CD2:5-8)
ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)
リーリャ・ジルベルシュタイン(ピアノ)

【録音】
2021年2月24-26日、4月10-13日
Mozart-Saal、ザルツブルク(オーストリア)

 

 

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