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SACDに特化した偏屈ブログ

鬼才ブラウティハムが奏でるしなやかな調べ。 メンデルスゾーンのピアノ協奏曲集

Mendelssohn Piano Concertos

メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲集
ロナルド・ブラウティハム ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ
ケルン・アカデミー
 
 
SACDハイブリッド盤。鬼才ピアニスト、ロナルド・ブラウティハム。当ディスクではメンデルスゾーンのピアノ協奏曲を収録。共演はもちろん、マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ率いるケルン・アカデミーです。密度の高いアンサンブルとブラウティハムのしなやかに奏でるメンデルスゾーンは絶品の一言に尽きます。 楽器はプレイエル1830年製作のレプリカで、2010年ポール・マクナルティ製作によるピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする新しくも最善の状態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。 モーツァルトのピアノ協奏曲でもはっきりと示したブラウティハムとウィレンズ率いるケルン・アカデミーの確かな解釈。メンデルスゾーンのピアニズムはリストやショパンに比べると古典派風ですが、厳格な指の訓練上に成立しているため、ごまかしのきかない難しさと恐ろしさがありますが、鬼才ブラウティハムはこの作曲家でも完璧で清潔感にあふれた音楽を紡ぎだしています。メンデルスゾーンならではの美しいメロディの歌いまわしも絶妙で、幸福な時間にひたれます。(輸入元情報)

【収録情報】
メンデルスゾーン
1. 華麗なロンド 変ホ長調 Op.29
2. ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25
3. 華麗なカプリッチョ ロ短調 Op.22
4. ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.40
5. セレナードとアレグロ・ジョコーソ ロ短調 Op.43
 
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ/マクナルティ2010年製作、プレイエル1830年製に基づく) ケルン・アカデミー マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
録音時期:2016年7月(2,3)、2017年7月(1,4,5) 録音場所:ケルン、ドイツ放送室内楽ザール 録音方式:ステレオ(セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

ブラウティハムのメンデルスゾーン
 
イメージ 3メンデルスゾーン:無言歌Vol.1
 
 
イメージ 2メンデルスゾーン:無言歌Vol。2
 
イメージ 4メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品集
 
また、大変珍しい海外物シングルレイヤーで、なんと4時間収録(録音は94~98年)
 
イメージ 5メンデルスゾーン:協奏曲全集(*シングルレイヤー)