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SACDに特化した偏屈ブログ

フォルテピアノ奏者ロナルド・ブラウティハムによるシューベルト:4つの即興曲 Op.90&Op.142

シューベルト:4つの即興曲 Op.90&Op.142
ロナルド・ブラウティハム

タワーレコード

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鬼才フォルテピアノ奏者ブラウティハムがシューベルトの録音を開始。当アルバムは即興曲を収録しております。

作品90、作品142それぞれ4曲からなる即興曲。抒情的な美しさに満ち、それぞれの作品が個性あふれるシューベルトの代表作です。

ルドルフ・ゼルキンに師事したブラウティハムは古典派から初期ロマン派の作品を得意としているだけに、ロマン派の先駆者シューベルトの演奏は非常に期待が高まります。

ハイドンモーツァルトベートーヴェンの鍵盤作品を演奏・録音してきたブラウティハム。満を持してのシューベルトは絶品のひとこと。自然なアプローチは当演奏でも光り、ブラウティハムが奏でるフォルテピアノの温もりのある音色が聴き手の心に届きます。

当演奏には現代の名工ポール・マクナルティが製作したコンラート・グラーフ(1819年製作)のレプリカを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについて「マクナルティはピリオド楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でも新しいインスピレーションを得ることができる」とブラウティハムは語っており、作品のイメージに合った楽器を使用することで、ブラウティハムはごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。
(キングインターナショナル)

【曲目】
シューベルト
4つの即興曲 Op.90 D.899(1827)
第1番 ハ短調
第2番 変ホ長調
第3番 変ト長調
第4番 変イ長調

4つの即興曲 Op.142 D.935(1827)
第1番 ヘ短調
第2番 変イ長調
第3番 変ロ長調
第4番 ヘ短調

【演奏】
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ/コンラート・グラーフ(1819年製作)のレプリカ、ポール・マクナルティ(2007年製作))

【録音】
2022年7月11-16日/インマヌエル教会(ヴッパータール
セッション録音5.0 Surround sound
マルチチャンネル
BIS ecopak
61'47

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