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SACDに特化した偏屈ブログ

まさかのブランデンブルク5番が登場! ボニッツォーニのバッハ、波に乗る第2弾!

Harpsichord Concertos 2

J.S.バッハチェンバロ協奏曲集Vol.2

ファビオ・ボニッツォーニ ラ・リゾナンツァ
 
名手ボニッツォーニのバッハ協奏曲集、第2弾が登場です。前作に続き1台用協奏曲を片付けるかと思いきや、この選曲で来たかと嬉しい誤算。まずこのシリーズでブランデンブルク5番が聴けるとは。長大なカデンツァはもちろん、フルート・ヴァイオリンとの掛け合いも美麗で聴きものです。同じ編成による、短調の暗く重い情念がほとばしる三重協奏曲との対比も面白く、さらにブランデンブルク4番からの編曲であるBWV.1057を一緒に収録、豪華なプログラムとなりました。充実の複協奏曲に圧倒されますが、ヴァイオリン協奏曲第2番からの編曲であるBWV.1054も入っているのでボニッツォーニ単独のソロも十二分に味わえます。バックは1パート1人で固め、フーガ楽章を始めとにかく生命力にあふれた演奏。ボニッツォーニの絶妙な間の取り方、テンポの崩し方にも注目!
 ボニッツォーニはハーグ王立音楽院でコープマンに学んだイタリアのオルガン、チェンバロ奏者。アムステルダムバロック・オーケストラ、ル・コンセール・デ・ナシオン、エウローパ・ガランテなど名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」を結成し、古楽界で大いに活躍中の名手です。SACDハイブリッドによる注目のバッハ・シリーズ。第1集も合わせてお楽しみください。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050
チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調 BWV.1057
チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054
● フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲イ短調 BWV.1044

 ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ
 ラ・リゾナンツァ

 録音時期:2018年9月21-25日
 録音場所:イタリア、サン・ドナート教会
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
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