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SACDに特化した偏屈ブログ

多様なスタイルをもつフィンランドの作曲家ユハ・レイノネンの室内楽曲集

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ユハ・レイノネン: 室内楽曲集 オッリ・レッパニエミ 、 テルヒ・パルダニウス 、 ユッカ・ウンタマラ 、 アンティ・ティッカネン 、 トマス・ヌニェス=ガルセス 、 ローペ・グロンダール

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フィンランドの作曲家ユハ・レイノネンは、タンペレ音楽アカデミーでヨウニ・カイパイネンとエスコ・シュヴィンキに学び、マグヌス・リンドベリたちのマスタークラスに参加しました。独奏楽器のための曲、室内楽曲、協奏曲、管弦楽曲、歌曲と合唱曲とクラシカル音楽のほぼ全ジャンルを手がけ、初期には劇のための作品にも取り組みました。複雑で運動性の高いリズミカルな躍動感のある音楽から、静謐な抒情、バロックの色彩を映した音楽まで、多様なスタイルを使い分けています。
レイノネンが室内楽のために書いた作品。『アテナ(Athene)』は、フィンランド室内楽で最大規模の「トッカータ」のひとつです。『日記の下書き』の副題をつけられた弦楽四重奏曲は「サタソイット音楽祭」の委嘱で作曲され、2012年8月31日、コケマキ教会で初演されました。単一楽章の内面的な作品です。2002年7月26日、クフモ室内楽作曲コンペティションで初演されたクラリネットバスクラリネットと持ち替え)、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための『フォガ(Foga)』は、「5つの楽器のための効果的、コンパクトな小室内協奏曲」とみなされる音楽。演奏者に「ヴィルトゥオーゾ的チャレンジ」が求められる3曲のプログラムです。
演奏は、2009 年の国際カール・ニルセン・コンペティションで第1位に選ばれ、タピオラ・シンフォニエッタの首席クラリネット奏者を務めるオッリ・レッパニエミ[1980-]のクラリネット。カムス四重奏団の創設からのメンバー、テルヒ・パルダニウス[1982-]と、カムス四重奏団の創設時のメンバー、ヨルマ・パヌラの指揮クラスでも学んだユッカ・ウンタマラ[1981-]のヴァイオリン。META4(弦楽四重奏団)のメンバー、アンティ・ティッカネン[1980-]のヴィオラフィンランド放送交響楽団のソロ奏者、トマス・ヌニェス=ガルセス[1984-]のチェロ。ピアノのローペ・グロンダール[1989-]は、シベリウス・アカデミーとロンドンの王立音楽アカデミーで学び、クフモ、ヘルシンキ、シカゴのラヴィニアといった音楽祭に室内楽奏者として参加してきました。(輸入元情報)

【収録情報】
レイノネン:
● アテナ(Athene)(2015)~クラリネット、ピアノと弦楽四重奏のための六重奏曲
弦楽四重奏曲第1番『日記の下書き(Diary Sketches)』(2012)
● Foga(2002)~クラリネット、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための

オッリ・レッパニエミ(クラリネットバスクラリネット
テルヒ・パルダニウス(第1ヴァイオリン、ヴァイオリン)
ユッカ・ウンタマラ(第2ヴァイオリン)
アンティ・ティッカネンヴィオラ
トマス・ヌニェス=ガルセス(チェロ)
ローペ・グロンダール(ピアノ)

録音時期:2015年11月2-4日
録音場所:フィンランド、カルヤー、聖カタリナ教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
制作・録音:サイモン・フォックス=ガール
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND

 

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