タワーレコード・オリジナル企画盤 日本コロムビア x TOWER RECORDS
タワーレコード SACD化プロジェクト最新作 The Valued Collection Platinum
「DENON原盤 ハイブリッドSACDシリーズ」
アナログ録音名盤1タイトル 限定盤
・ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の芸術
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団/フリードリヒ・フックス(クラリネット)
~モーツァルト&ブラームス:クラリネット五重奏曲/ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲《アメリカ》/ハイドン:弦楽四重奏曲《日の出》、他
日本コロムビアが所有する貴重なアナログ・マスターテープを使用したSACDハイブリッド化の最新復刻企画をスタートさせます。これまでDENON原盤のデジタル音源のSACD化(ORT企画)やスプラフォン等の企画を多数リリースしてきましたが、日本コロムビアはステレオ初期に来日した海外アーティストを収録していた実績もあり、まだまだ眠っているアナログ音源もあります。これまでも一部復刻しているとは言え、今回より不定期で再度スポットを当てるべく新生第1弾としまして、1962年の2度目の来日時に東京文化会館の小ホールで収録されたウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の貴重な記録を最新復刻する運びとなりました。
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団は1934年に結成され、1967年に解散したウィーン・フィルのメンバーによる団体で、ウエストミンスター・レーベルにウラッハとモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲を始め珠玉の歴史的名盤を収録してきたことは良く知られています。活動としては後年にあたる1962年には、ウラッハの弟子にあたるフリードリヒ・フックスと同曲を録音していたことは注目されるべきでしょう。その他、当時の日本ツアー時の演奏曲目も含め収録されたLP3枚分の音源を、ちょうど結成から90年にあたる2024年に初めてSACD化を行いました。尚、今回の収録順は初出時の順番ではなく、録音日で2枚に分けてのカップリングとしました。また、CD再発時には使われなかった初出時のオリジナルのジャケット・デザインを採用しています(解説書等にも掲載)。新規の序文解説、そして収録時にレコーディング・プロデューサーを務めた相澤 昭八郎氏による解説(1990年収録)も合わせてお楽しみください。
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の芸術<1962年来日時ステレオ録音>(2024年マスタリング)<タワーレコード限定>
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団 、 フリードリヒ・フックス
【収録曲】
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の芸術<1962年来日時ステレオ録音>
<DISC1>
1. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
2. ヨハネス・ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
<DISC2>
3. アントニン・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番 へ長調 作品96 B179 《アメリカ》
4. ヨーゼフ・ハイドン:弦楽四重奏曲 第78番 変ロ長調 作品76-4 Hob.Ⅲ-78 《日の出》
5. 同:弦楽四重奏曲 第33番 ト短調 作品20-3 Hob.Ⅲ-33より 《メヌエット》
6. ピョートル・チャイコフスキー:弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 作品11より 《アンダンテ・カンタービレ》
【演奏】
フリードリヒ・フックス(クラリネット) (1,2)
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
アントン・カンパー(ヴァイオリン)、 ヴァルター・ヴェラー(ヴァイオリン)、
フリッツ・ヘンチュケ(ヴィオラ)、 ルートヴィヒ・バインル(チェロ)
【録音】
1962年6月16日(1,2)、6月17,18日(3-6) 東京文化会館小ホール
【Original Recordings】
Recording producer: Syohachiro Aizawa, Assistant producer: Yo'ichi Kanayama
Recording engineer: Yoshio Uchida, Assistant engineer: Masaichiro Hirano
【原盤】
日本コロムビア