先日、映画「マイルス・デイヴィス クールの誕生」を観たのですが、いや~カッコいい!痺れました。2時間でマイルスの生涯を、となるとさすがに端折る所が多いとは言え、貴重な証言があり、見応えのある内容でした。単館上映としては異例のヒットだとかで、今後も上映館が増えそうですね。なのでネタバレは止めときます。
上映情報は公式サイトを↓
Birth Of The Cool Mug タワーレコード
映画館で買ったマグカップで毎朝コーヒーを飲むのが日課(笑)タワレコにもあったので是非。Birth Of The Coolグッズ、他にもありますね
さて、このブログはSACD専門
「マイルスをSACDで聴け」というわけで
今回取り上げるのはSONYから2000年前後に出たシングルレイヤー盤。
07年のHYBRID盤、15年あたりからのMofi盤、またいくつかAPOからもリリースされてますが」、オーディオ環境や好みの違いはあるとは思いますが、シングルレイヤー盤は持っておくべきかと。そろそろ入手困難な盤が増えてきているので、お早めにと。
APOは入手困難、Mofiもそろそろ入手困難かと(高騰してる盤あり)。近年のマルチエディションはおススメですが、07年のは・・だったらシングルレイヤー盤を買うべき。
今現在、新品在庫がある物をご紹介。在庫わずかな物もあり、おそらく再プレスも無さそうなのでお早めに
実は映画の公開前に特集するつもりでしたが、なんとこの名盤がAmazon、タワレコで在庫無し。SONY公式もソールドアウト・・でしたが、再プレスされた模様で在庫復活。さすがにこの盤売り切れですじゃ特集にならない
マイルス・スマイルズ
>「マイルスをSACDで聴け!」。CDではいけないのか?まったくそんなことはありません。同じ音楽です。どう例えたら判りやすいでしょうか? 行きつけの寿司屋で目の前にポンと置かれた握りたての寿司を1~4秒以内に口に運ぶのと、友人とビール飲みながら話に夢中になっていて5分たってしまった。あるいは回転寿司で10周くらい廻った皿でも消費期限時間内なら同じく寿司です。その差とは「たったそれだけなの!?」とも「それは大変!」とも捉えられるのです。どちらでしょう?個人の価値観の違いです。味はどうでもいいからお腹いっぱい食べられれば幸せな人。どこかに「個人の歴史」と「記憶」のはなしがありましたが、味覚も聴覚も個人の経験値なのです。音や音楽はどうでもいい人。どうでもいい人は、マイルスなんか聴かなくていいんです。人生の時間の無駄です。だからできるなら、とりわけ初めてこれを聴く子供たちにこそ「マイルスをSACDで聴け!」なのです。「ソー・ホワット」のイントロのピアノ、ベースからリズムが刻まれ、キャノンボール・アダレイとコルトレーン、そしてマイルスが、プファー、プファとリフが入ったところでもう鳥肌です。SACDでは演奏のディテイルが全部、聞き取れます。みなさまそれぞれに熱い想いがあると思いますので、あえて私ごときがマイルスについてこれ以上は述べられません。JT (オノ セイゲン)