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SACDに特化した偏屈ブログ

タワレコ限定SACD『CTI SA-CD HYBRID SELECTION』第2弾 ヒューバート・ロウズ、デオダート、ミルト・ジャクソン

TOWER RECORDS presents CTI SA-CD HYBRID SELECTION

タワーレコードがジャズの傑作をSACDハイブリッド化する新シリーズ『CTI SA-CD HYBRID SELECTION』第2弾。
60年代後半に名プロデューサー、クリード・テイラーによって設立され、70年代~80年代のクロスオーバー/フュージョンの数々の傑作を世に送り出した名レーベルCTIレコードの名盤をSACDハイブリッド化。
オリジナル・レコーディングのエンジニアはジャズ・レコーディングの巨匠として知られたルディ・ヴァン・ゲルダー(RVG)が担当。
マスタリング・SACD化監修含むシリーズ総監修は和田博巳氏。
完全生産限定盤。

 

春の祭典タワーレコード限定>
Hubert Laws

タワーレコード

CTIレーベルの特徴である“クラシックのジャズ化”、その傑作のひとつとして名高いヒューバート・ロウズの代表作。ストラヴィンスキーの三大バレエの一作をアレンジし、他の収録曲もすべてクラシックの楽曲のジャズ化という徹底したコンセプトで制作された一枚。フォーレの『パヴァーヌ』、ドビュッシーの『シランクス』、バッハの『ブランデンブルク協奏曲第三番』第一楽章、第二楽章を収録。ボブ・ジェームスジャック・ディジョネットら実力派ミュージシャンらが参加、原曲の持つエネルギーを損なうことなく、巧みなアレンジで展開。

 

ラプソディー・イン・ブルータワーレコード限定>
Eumir Deodato

タワーレコード

ブラジリアン・キーボーディスト/アレンジャーのデオダートがCTIレーベルで発表した2作目。ガーシュウィンの有名なタイトル曲やラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』といったクラシック楽曲の見事なジャズ化で、アレンジャーとしての手腕を発揮。加えてデオダートの代表曲である “Skyscrapers”(邦題“摩天楼”)と"Super Strut"を収録。前者はイントロのグルーヴするベース・ラインに引き込まれ、NYの摩天楼の谷間を疾走していくかのような気分になるナンバーであり、後者はアシッド・ジャズ、クラブ・ジャズのムーブメントの中でリスペクトされたグルーヴィなナンバーで今も人気が高い。

 

 

グッドバイ<タワーレコード限定>
Milt Jackson

タワーレコード



モダン・ジャズ期の名ヴィブラフォン奏者ミルト・ジャクソンCTIレーベルに残した単独名義のリーダー作の一つ。全曲コンボ編成で聴かせており、フルートにヒューバート・ロウズ、ベースはロン・カーター、そして全編エレクトリック・ピアノをプレイしているのはシダー・ウォルトン、ドラムスには人気セッション・プレイヤー、スティーヴ・ガッドが参加。4曲目“SKJ”はミルト・ジャクソンのオリジナルで、この曲だけCTIでの前作『Sunflower』(’72)のレコーディング時の音源のため、メンバーがトランペットにフレディ・ハバード、ピアノにハービー・ハンコック、ドラムスにビリー・コブハムという豪華な顔ぶれの演奏となっている。