ラフマニノフ: 聖ヨハネス・クリソストムスの典礼
カスパルス・プトニンシュ 、 エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
BIS
明けましておめでとうございます。今年も何卒、SACDをよろしくお願いいたします
2021年一発目はラフマニノフ:聖ヨハネス・クリソストムスの典礼です
大ピアニストだったラフマニノフとしては珍しい、一切ピアノを用いない作品。もともとロシア正教の礼拝音楽には家元制度があり、自由な創作が許されませんでした。それを打ち破ったのがチャイコフスキーで、ラフマニノフも1910年に挑戦しました。ラフマニノフならではのメロディにあふれながらも、その新しい感覚ゆえ当時の教会からは使用を拒絶されました。
1981年創立のエストニア・フィルハーモニー室内合唱団はトリ・カリユステとの録音で知られますが、注目のラトヴィア人合唱指揮者カスパルス・プトニンシュに率いられての登場です。重さのないクリアな声の響きを堪能できます。
キングインターナショナル【曲目】
ラフマニノフ:聖ヨハネス・クリソストムスの典礼Op.31【演奏】
カスパルス・プトニンシュ(指揮)
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団【録音】
2021年1月11-15
ニコライ教会(タリン)