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SACDに特化した偏屈ブログ

英エンペラー四重奏団が演奏したブリテンの「弦楽四重奏のための音楽」がセットになって登場 3枚組SACD HYBRID

ブリテン: 弦楽四重奏のための音楽
エンペラー弦楽四重奏団

タワーレコード

 

SACDハイブリッド盤。エンペラー四重奏団によるブリテンの「弦楽四重奏のための音楽」がお買い得なセットになってリリースいたします。王立音楽カレッジでジョン・アイアランド(1879-1962)に作曲を学んだブリテンは、新鮮で現代感覚にあふれた作品を残した20世紀イギリスの最大の作曲家です。
映画音楽、オペラ、合唱曲など各ジャンルを手がけましたが、作曲初期から晩年に至るまで作曲した室内楽曲もまたブリテンの音楽を語る上で必要不可欠な産物です。弦楽四重奏曲は付番されている3篇のほかに1931年作曲1974年に改訂しスネイプ・モルティングズ、オールドバラ音楽祭で初演した作品など初期から晩年までこの演奏形態に作品を残しました。
シンプル・シンフォニー Op.4はブリテン20歳のときに作曲され、弦楽オーケストラまたは弦楽四重奏のための4楽章から成る楽曲(I.「騒がしいブレー」II.「陽気なピツィカート」III.「感傷的なサラバンド」IV.「浮かれた終曲」です。15分ほどの作品ですがそれぞれに個性をもち、とりわけ第2曲「陽気なピツィカート」は非常に印象的です。また、小弦楽四重奏曲は16歳の時に作曲したとは思えぬほどの完成度で、親しみやすさを排した力作と言えましょう。
イギリスが誇るエンペラー四重奏団が生き生きとした躍動感と緻密なアンサンブルでブリテンの世界を魅力的に演奏しております。
キングインターナショナル

【曲目】
ブリテン:
《Disc1》(BIS SA-1540)
(1)弦楽四重奏曲第2番 ハ長調 Op.36(1945)
(2)3つのディヴェルティメント(1936)
(3)小組曲(1929)
(4)弦楽四重奏曲 ニ長調(1931/74)

《Disc2》(BIS SA-1570)
(5)弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.25(1941)
(6)アラ・マルシア(1933)
(7)弦楽四重奏曲第3番 Op.94(1975)

《Disc3》(BIS SA-1870)
(8)シンプル・シンフォニー Op.4
[I.「騒がしいブレー」
II.「陽気なピツィカート」
III.「感傷的なサラバンド
IV.「浮かれた終曲」](1933-34)
(9)ラプソディ(1929)
(10)小弦楽四重奏曲(1930)
(11)幻想曲 ヘ短調(1932)
(12)弦楽四重奏曲 ヘ調(1928)

【演奏】
エンペラー四重奏団
[マーティン・バージェス(第1ヴァイオリン)
クレア・ヘイズ(第2ヴァイオリン)
フィオナ・ボンズ(ヴィオラ)
ウィリアム・スコフィールド(チェロ)]

【録音】
セッション録音
(1)-(4) 2007年3月
(5)-(7) 2005年5月
(8)-(12) 2011年4月
ポットンホール、サフォーク州(イングランド)

 


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