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SACDに特化した偏屈ブログ

煌めくオーケストラ・サウンド! プロコフィエフ、プーランク、ブリテンのシンフォニエッタをスロボデニューク率いるラハティ響が録音

プーランクプロコフィエフ&ブリテン: シンフォニエッタ
ディーマ・スロボデニュク 、 ラハティ交響楽団

タワーレコード

 

SACDハイブリッド盤。注目の指揮者ディーマ・スロボデニュークがプーランクプロコフィエフブリテンシンフォニエッタを録音しました!スロボデニュークは1975年モスクワ生まれ。17歳でフィンランドに移住しシベリウス音楽院でレイフ・セーゲルスタム、ヨルマ・パヌラから指揮を学びました。2016年秋のシーズンからラハティ交響楽団の首席指揮者に就任し、BISレーベルから「カレヴァラの情景」(BIS SA-2371)

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、「プロコフィエフ: 歌劇「賭博者」による4つの描写と終結バレエ音楽「石の花」からの組曲」(BIS SA-2301)

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などを続々リリース。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にもデビューしている今注目の指揮者です。
弦楽四重奏曲の作曲を試みていたものの試奏段階でイメージがあわず断念。この弦楽四重奏曲を出版予定だった出版社からの依頼で曲を書き直したのがプーランクシンフォニエッタです。4楽章構成で当演奏では26分半ほどの長さ。プーランクらしい洒落た旋律と豊かな内容をもっています。
プロコフィエフが1909年に師チェレプニンに献呈したシンフォニエッタ。その後1914年、1929年に改訂。プロコフィエフの最も陽気な作品の一つですが当演奏では最終改訂版で演奏しています。
ブリテンの記念すべき作品1のシンフォニエッタは1932年、王立音楽院の学生だった18歳のときの産物。1927年から作曲を個人的に学んでいたフランク・ブリッジに捧げられたこの3楽章の作品。もともとは管楽五重奏と弦楽五重奏のための作品でした。1933年の初演後、1936年2月にホルンと小弦楽オーケストラを加えて改訂。当演奏では小管弦楽版で演奏しております。
当アルバムに収録のシンフォニエッタは元々別の編成や改訂を重ねたことが共通しますが、作曲家の作品に対する思いはより凝縮され、独自の個性を発揮しており、スロボデニュークの奥深い解釈がその演奏にも表れております!
キングインターナショナル

【曲目】
(1)プーランク:シンフォニエッタ FP 141(1947)
(2)プロコフィエフ:シンフォニエッタ イ長調 Op.5(1909/1914 rev./1929 Op.48)
(3)ブリテン:シンフォニエッタ Op.1(1932/1936)(小管弦楽版)

【演奏】
ラハティ交響楽団
ディーマ・スロボデニューク(指揮)

【録音】
セッション録音
2021年1月4-9日
シベリウスホール(ラハティ)

プロデューサー:マリオン・シュヴェーベル(Take5 Music Production)
サウンド・エンジニア:インゴ・ペトリ(Take5 Music Production)

 

 

 

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