VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

鬼才グレヴィチ率いる 若きドイツの先鋭たち、 真摯かつ多様性に富んだ エネルギッシュな音楽集団 ドグマ室内オーケストラ来日記念特集

過去にリリースされたAudiomax(ドイツ北東部の都市デトモルトのレーベル。MDGと経営母体は同じ)のSACDタワレコで再発売?取扱いがありましたので、来日公演を控えるドグマ室内オーケストラの作品をご紹介

 

2004年、ヴァイオリニストのミハイル・グレヴィチの呼びかけにより16名の音楽家で結成。何にも媚びない、音楽の審美的な部分を追求することをモットーとしている若手オーケストラだそうです。

「ドグマ」という名前は、1995年に映画監督のラース・フォン・トリアー(映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」等)によって、洗練された映画技術や特殊効果により、映画が劇的で非現実的な展開になることに反対する国際的な運動「ドグマ95」に由来する。

Shostakovich: Dogma No. 3 the Shostakovドグマ#3 - ショスタコーヴィチ: 24の前奏曲 Op.34、弦楽四重奏曲第8番 Op.110
ミハイル・グレヴィチ 、 ドグマ室内管弦楽団

タワーレコード

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なんと弦楽合奏版によるショスタコの「24の前奏曲
厳格なスタイルによる「24の前奏曲とフーガ」とは異なり、自由な性格の小品が集められているショスタコーヴィチの「24の前奏曲」。「この弦楽合奏用の編曲版を理解することを通して、ショスタコーヴィチの創造的な個性に会うことができます。ショスタコーヴィチの創造力は我々のオーケストラの仕事に影響し、常に我々に驚異的な個人と音楽の瞬間を提供します。我々と共に彼らを経験してください」と、このオーケストラのリーダー、ミハイル・グレヴィチは語っています。弦の美しさが際立った演奏で、一見すると音楽に余計な肉付がされていると思われるかもしれませんが、ショスタコーヴィチの音楽が持つ本質はいささかも揺らいでいない事を感じられるはずです。
ユニバーサル・ミュージック/IMS

【曲目】
ショスタコーヴィチ:
24の前奏曲Op.34(G・コルフマーによる弦楽合奏版)(1990)
弦楽四重奏曲第8番Op.110(弦楽合奏版)

【演奏】
ミハイル・グレヴィチ(リーダー) ドグマ室内管弦楽団

【録音】
2013年, ブレーメン放送(デジタル:セッション)

 


Dmitri Shostakovich - Prelude #20 - from Twenty Four Preludes op. 34

Various: British Now!ドグマ#4 - ブリティッシュ・ナウ!
ミハイル・グレヴィチ 、 ドグマ室内管弦楽団

タワーレコード

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 イギリスの18人のミュージシャンからなる室内管弦楽団「ドグマ」の第4作目のアルバムです。今回のプロジェクトはブリテン、レノックス・バークリー、ブライアーズの3人の作品と、数々の映画音楽で知られるマイケル・ナイマンによる「ドグマ室内管弦楽団」に献呈された作品が収録されています。ブライアーズの作品もバークリーの作品も一見古風な佇まいを持つもので、グレゴリオ聖歌パーセルの曲が元になっています。"古風な佇まい"はブリテンの作品にも感じられ、全てがシンプルでエキサイティングです。MD-G自慢の高解像度SACDに収録された、2+2+2-Recordingによる3Dマルチチャンネルサウンドは、オーディオファンの心もときめかせることでしょう。
ユニバーサル・ミュージック/IMS

【曲目】
1) ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):シンプル・シンフォニー,
2) レノックス・バークリー(1903-1989):弦楽のためのアンティフォンOp.85,
3) ギャヴィン・ブライアーズ(1943-):パーセルによるイン・ノミネ,
4) マイケル・ナイマン(1944-):When Ingrid Met Capa(ドグマ室内管弦楽団のために)、

【演奏】
ミハイル・グレヴィチ(指揮)ドグマ室内管弦楽団

 


Michael Nyman "When Ingrid met Capa" from DO.GMA#4 - BRITISH. NOW!

 

American Stringbookドグマ#2 - アメリカン・ストリングブック
ミハイル・グレヴィチ 、 ドグマ室内管弦楽団

タワーレコード

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バーバーが19歳で完成させた作品番号付きの作品であり、後の1944年に弦楽オーケストラ用へと改作された「セレナードOp.1」と名作「弦楽のためのアダージョOp.11」を含むアメリカの弦楽オーケストラ作品集。
 バーデン・ヴュルテンベルク室内管のコンサートマスター、ミハイル・グレヴィッチが2004年に創設したドグマ室内管は、そのバイタリティに富んだ演奏が高い評価を受けている。2011年4月19日-23日の録音。

ダイアモンド:ラウンズ
 フット:組曲ホ長調Op.63
 バーバー:弦楽オーケストラのためのセレナードOp.1
 W・シューマン交響曲第5番
 バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11

 

Serenade Op 48/Souvenir Deドグマ#1 - チャイコフスキー: 弦楽セレナーデ Op.48、弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」Op.70
ミハイル・グレヴィチ 、 ドグマ室内管弦楽団

タワーレコード

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【曲目】
チャイコフスキー
 弦楽セレナード ハ長調 Op.48
 フィレンツェの思い出 Op.70
【演奏】
ミハイル・グレヴィチ(指揮)ドグマ室内管弦楽団
【録音】
2010年4月

こちらはMDGから

Symphony in a Major 201 / Symphony in B Flat

モーツァルト: 交響曲第29番、シューベルト: 交響曲第5番
ミハイル・グレヴィチ 、 ドグマ室内管弦楽団

タワーレコード

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dogma - Live: die neue CD! (Trailer)

 

www.tvumd.com