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SACDに特化した偏屈ブログ

ハオチェン・チャンがベートーヴェンのピアノ協奏曲集をリリース! シュトゥッツマン率いるフィラデルフィア管とともに情感豊かに演奏

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲(全5曲)
チャン・ハオチェン 、 ナタリー・シュトゥッツマン 、 フィラデルフィア管弦楽団

タワーレコード

 

SACDハイブリッド盤。「まるで巨匠の様な演奏だ!」と激賞した故ロリン・マゼールをはじめ、多くの名指揮者もうならせてきたピアニスト、ハオチェン・チャン。2009年、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて史上最年少優勝(当時)して以来、世界各地で積極的な演奏活動を展開している、人気・実力を兼ね備えた若手ピアニストです。
録音ではこれまでBISレーベルから「シューマン、リスト、ヤナーチェクブラームス」(KKC-5712 / BIS SA-2238)、「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番」(KKC-6046 / BIS SA-2381)をリリースし好評を博しております。
2021年10月に収録した当アルバムはナタリー・シュトゥッツマン指揮、フィラデルフィア管弦楽団との共演で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲集(カデンツァ:ベートーヴェン)です! チャンは2019年11月にヤニック・ネゼ=セガン指揮で同団と来日し、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番を披露しましたが、その劇的な演奏は聴衆を虜にし、割れんばかりの拍手で大熱狂となりました。
期待の高まるベートーヴェンではクリスタルに輝く美音と極めて発音のよいタッチで演奏。まるでオーケストラとの対話を楽しむように自由に奏でていますが、強靭なテクニックだけではなく繊細な叙情性を表現できるチャンの唯一無二の魅力に満ち満ちています。また、フィラデルフィア管弦楽団の演奏の素晴らしさにも注目。歌うようなフレージングと情感豊かな表現はコントラルト歌手でもあるシュトゥッツマンの指揮ならではといえます。コロナ禍に生きる私たちへの希望と祈りに満ちた注目のアルバムが完成しました!
キングインターナショナル

ベートーヴェン:
[Disc1]
(1)ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
(2)ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19

[Disc2]
(3)ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
(4)ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58

[Disc3]
(5)ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」

【演奏】
ハオチェン・チャン(ピアノ/Steinway D, No. 989)
ナタリー・シュトゥッツマン(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団

【録音】
2021年10月26-29日
キンメル舞台芸術センター内ベライゾンホール(フィラデルフィア)

 

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