テレマン: トリオ・ソナタ&四重奏曲集
コンパーニャ・トランサルピーナ 、 アンドレアス・ベーレン
テレマンのトリオ・ソナタは、同世代の作曲家たちから「この種の模範」と見なされており、テレマンの想像力豊かな作曲スタイルを示しています。コンパーニャ・トランサルピーナは、管楽器とのトリオ・ソナタに焦点を当て、現存するリコーダーとオーボエとのソナタ全曲と、ヴァイオリンを加えた2曲の四重奏曲を取り上げています。
リコーダーとオーボエの華やかな音色が、バスーン、チェロ、チェンバロを組み合わせた豊かなベースラインによって引き立てられています。高音部にはテレマン自身の著作にインスピレーションを得た豪華な装飾が施されており、ダイナミックで華やかなアンサンブル演奏を実現しています。スイスのバーゼル・スコラ・カントルムのリコーダーの教授を務め、ジャズ・サックス奏者としても活躍するアンドレアス・ベーレンとバロック・オーボエ奏者の名手、アンドレアス・ヘルムが中心になり、歴史的楽器によるこの録音プロジェクトが実現しました。Aeolusが誇る高音質録音で、歴史的楽器の音色をお楽しみ下さい。
東京エムプラス【曲目】
テレマン:
フルート、オーボエとチェンバロのためのソナタ ホ短調 TWV42:e6
オーボエ、リコーダーとチェンバロのためのソナタ ハ短調 TWV42:c2
フルート、オーボエとチェンバロのためのソナタ ヘ長調 TWV42:F9
協奏曲イ短調 TWV43:a3
リコーダー、オーボエと通奏低音のためのトリオ ヘ長調 TWV42:F15
リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ト長調TWV43:G6
オーボエ、リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ短調 TWV42:c7
リコーダー、オーボエとチェンバロのためのソナタ イ短調 TWV42:a6【演奏】コンパーニャ・トランサルピーナ
アンドレアス・ベーレン(リコーダー、音楽監督)
アンドレアス・ヘルム(バロック・オーボエ)
スザンネ・ショルツ(バロック・ヴァイオリン)
ダニエル・ロジン(バロック・チェロ)
トマシュ・ヴェソウォフスキ(バロック・バスーン)
ミヒャエル・ヘル(ハープシコード)Andreas Böhlen - recorder
Andreas Helm - baroque oboe
Susanne Scholz - baroque violin
Daniel Rosin - baroque cello
Tomasz Wesolowski - baroque bassoon
Michael Hell - harpsichord