フランツ・ハラース
ヴィラ=ロボス: ギター独奏曲全集
ヴィラ=ロボスは多数の楽器を操りましたが、中でもギターの演奏は卓越しており、かのセゴビアも感服したと伝えられています。彼のギター作品は現代のギタリストにとって重要なレパートリーの一つ。どの曲もブラジルの伝統音楽を巧みに取り入れています。「12の練習曲」はギターにおけるショパンの練習曲のような存在とされ、ブラジル民謡組曲やショーロ第1番は作曲家の若き日の多彩な経験を反映。「5つの前奏曲」もブラジル民俗音楽の要素を取り入れた小品集として構成されています。さらに、最近発見された「ワルツ・ショーロ」や、未完の「演奏会用ワルツ第2番」などの貴重な作品も収録。シンコペーションのリズム、エキゾチックなハーモニー、心沸き立つような官能的なメロディが織りなす刺激的なプログラムです。
ハラースはアンドレス・セゴビア国際ギターコンクールと瀬戸大橋国際ギターコンクールで優勝した名手。ニューヨーク・デビューは「衝撃的」と評され、スペイン音楽を収めたソロ・デビューCDはセゴビアを超えると称賛されました。NAXOSとBISレーベルに数多くの録音があり、とりわけニャタリのアルバム「Alma Brasileira」(BISSA2086)はラテン・グラミー賞を受賞するなどどれも高く評価されています。SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。
ナクソス・ジャパン【曲目】
エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
1-12. 12の練習曲 W 235(1928)
13-17. Suite populaire bresilienne ブラジル民謡組曲 W 020(1923-28/1948)
18. ワルツ=ショーロ(1920頃)
19. ショーロ第1番 W 161(1920)
20. 演奏会用ワルツ第2番 W 009(1904)(デボラ・ハラースによる完全版)
21-25. 5つの前奏曲 W 419(1940)【演奏】
フランツ・ハラース(ギター)【録音】
2024年1月15-18日
Evangelische Kreuzkirche, Munchen Schwabing(ドイツ)総収録時間:83分
SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0
