VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ティル・ブレナー  ザット・サマー

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01)ユア・ウェイ・トゥ・セイ・グッバイ Music: Till Broner / Lyrics: Robert Hoare
02)ビーイン・グリーン     Music & Lyrics: Joe Raposo
03)ハイ・フォールズ Music: Till Broner / Lyrics: Robert Hoare
04)ホエン・ユア・ラヴァー・ハズ・ゴーン Music & Lyrics: Einar Aaron Swan
05)エストラーダブランカ(白い道) Music: Antonio Carlos Jobim / Arranged by Till Broner
06)アントニオの唄 Music & Lyrics: Michael Franks
         Strings arranged by Wolf Kerschek
07)レディ・オア・ノット Music: Till Broner / Lyrics: Robert Hoare
08)アフター・アワーズ Music: Till Broner / Lyrics: Robert Hoare
           String programming by Till Broner
09)ソー・ライト、ソー・ロング Music: Till Broner / Lyrics: Robert Hoare
10)ウィッシング・ウェル Music: Till Broner / Lyrics: Robert Hoare
            Strings arranged by Wolf Kerschek
11)ライジング・スター Music: Till Broner
12)エリナー・リグビー Music & Lyrics: John Lennon / Paul McCartney
13)ドクター・ビル Music: Till Broner / Lyrics: Robert Hoare

2004  CD/SACDハイブリッド  ステレオ/マルチch



ドイツのトランペット奏者でヴォーカルにも定評がある、現代のチェット・ベイカー、または独版TOKUでしょうか。男前な共通点もあります
タイトルの通り、これからの季節にぴったりなアルバムですが、出来ればカラッとした日に聴きたい。
浜辺でこれが流れてきたら気持ち良いだろうな~と思います


哀愁を帯びたトランペットにセクシーな歌声。これはレベルが高くまたヒット性も十分。日本盤も発売されているのも頷ける。スタンダードナンバーはもちろん、オリジナルがとても良く、ソングライターとしての才能もあるようだ。ボサノヴァを基調としたゆったりとした曲でどこかメランコリックな感じも良い。フェイヴァリットは3、8、9、10。後半のバラードはまさにベルリンの憂鬱。
夏の定番と言えばアントニオ・カルロス・ジョビンですが、そのカヴァー5はあえてインスト。良いです。マイケル・フランクスの6も絶品ですね。
また日本盤ボーナストラックのビートルズのカヴァー12(インスト)、シークレットトラックの13(12の後に入ってます)もSACDでは収録されています

ベルリンのニュークリアス・スタジオ録音で、プロデューサーはティルとJENS KUPHAL
エンジニアはAREN SCHUMANN and CHRISTOPHER VON NATUSIUS
。DSDステレオ&マルチmixはJENS KUPHAL
マスタリングはMARK WILDER(at sony music studio NY)

PRO TOOLSによる現代的なクリアな音で、ストリングスや効果音も配しゴージャスながらもバランス感覚が良い。やや固い音ですけどね

良い曲を良い音で楽しめる好盤。

チャック・ローブ(g)
ロベルト・ディ・ジョイア(key)
ティモシー・レフェーブル(b)
ウォルフガング・ハフナー(ds)
ロロ・ロドリゲス(per)
キム・サンダース(b-vo)
ウォルフガング・ドゥンシェード(a-fl)
ゲオルク・ファウスト(cello)
ティル・ブレナー(all instruments)
フェスラー(g, vo)
カイ・ブリュックナー(rhythmg)
ストリングス・クァルテット