SACDハイブリッド盤。1990年に鈴木雅明によって設立され、1995年以来スウェーデンBISレーベルより数多くのディスクをリリースしてきた世界の第一線で活躍するバッハ・コレギウム・ジャパン。2020年のベートーヴェン生誕250周年と当団結成30周年を記念して第九を東京オペラシティ・コンサートホールにてライヴ収録しました!
当団は1998年にワーグナー編のピアノ独奏版(ピアノ:小川典子)を録音し、少人数による清楚な合唱が高く評価されたBCJのベストセラー盤がありますが、この度アン=ヘレン・モーエン、マリアンネ・ベアーテ・キーラント、アラン・クレイトン、ニール・デイヴィスという豪華なソリスト陣を迎えてBCJの管弦楽と合唱による演奏でオリジナルの第九を録音することが実現しました。
鈴木雅明の巧みなコントロールで緊張感を維持しながら快活なテンポで推進力のある演奏を展開。BCJの卓越した技術と豊かな表現力を再認識できる充実のアルバムが完成しました。レコーディングは長年BCJの録音を手掛けているハンス・キプファーが担当。ライヴならではの臨場感をとらえた極上の録音を堪能することができます。
2019年1月の感動の演奏会を収めたアルバム・リリースは2020年のベートーヴェン・イヤーを前に話題必至の大注目盤といえましょう。
キングインターナショナル【曲目】
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125《合唱付き》
(i.14'26"+ii.14'08"+iii.14'31"+iv.22'38"=66'28")【演奏】
アン=ヘレン・モーエン(ソプラノ)、
マリアンネ・ベアーテ・キーラント(アルト)、
アラン・クレイトン(テノール)、
ニール・デイヴィス(バス)
バッハ・コレギウム・ジャパン、
鈴木雅明(指揮)【録音】
ライヴ録音:2019年1月/東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルPCM recording 24/96
Recording producer: Hans Kipfer (Take5 Music Production)
Sound engineer: Matthias Spitzbarth
Executive producer: Robert Suff
バッハ以外も素晴らしいのです。
ベートーヴェン : ミサ・ソレムニス
ストラヴィンスキー : バレエ組曲 「プルチネッラ」 | バレエ音楽 「ミューズを率いるアポロ」 | 弦楽のための協奏曲
モーツァルト: レクイエム K.626, 証聖者の荘厳な晩課 K.339, 奇しきラッパの響き
来年初頭にも待ちに待ったバッハ「マタイ受難曲」全曲のリリースが控えてますので実に楽しみです