VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

鈴木慶一 シーシックセイラーズ登場

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1. シーシック放送開始
2. 東京5001
3. 不戦戦艦シーシック号
4. Da Da Da
5. 我が名はバーン
6. ワイノーズ社「Indy」CM (キャンペーン編)
7. スクラップ環礁(廃艦第5号環礁)
8. シーシック放送、再び
9. 水の中のRADIO
10. 組曲
11. Chic Piratesよ、永遠なれ
12. 悲しきタンバリン
13. 愛の瞬間
14. 組曲
15. シーシック放送は永遠か?
16. ワイノーズ社「Indy」CM (求人編)
17. 物恋うWaltz
18. FMとAMの間のゴースト
19. 放送終了

2009 SACD/CD-HYBRID ステレオ  音匠コーティング仕様


前作「ヘイト船長とラヴ航海士」に続く鈴木慶一曽我部恵一のコラボ。
19曲と多いが語りや小曲を挟んだ形式。

前作も傑作でしたが、個人的にはこちらの方が好き。
独特の世界観は変わらず、よりメロディの質は向上している様に思える。マルチchがないのはとても残念ですが、今回は音が分厚く、バンド形式というのもありよりロック色が増している。
前作はアルバム一枚通して聴いてとても面白かったが、今回は一曲独立して聴いても非常に良い。もちろんコンセプトアルバムで、曲順通りに聴くと絶妙な緩急で飽きさせなくより面白い。一回聴いただけでふとした時に口ずさんでしまうほどキャッチーでありながら、どうしても聴きたくてしょうがなくなるほど中毒性もある

ジャズ、クラシックがメインになってしまった最近の私ですが、これは負けじとヘヴィローテーションで聴いてしまう

SACDを念頭に置いて作りこまれた作品はこれほどまでに面白いのか。フェンス・オブ・ディフェンス「挑戦進化」でもそうだったが、ロックの場合「オーディオファイル」というだけでないSACDのもうひとつの利点が大きい。制約のない限りないアイデア表現がロックの強みであり、それを具体化出来る器。それは音楽の発展に大きく影響すると思う
「SACD=音質」「音質=綺麗な音」という概念だけに捉われては、SACDの魅力実力を見間違うのではないだろうか。その間違いが現状にある気がしてならない

もちろんこのアルバムの音質は良い。素晴らしい。しかしそれは単に綺麗というだけのものではない



残念なのは限定盤として「Blu-SpecCD+DVD」で発売されてしまった事
私はもちろんSACD盤を迷わず買ったが、知らずに「限定盤」というのにひかれて買ってしまった人も多いだろう。このSACD盤はもちろんHYBRIDでCDPでも再生可能なうえ「音匠」コーティングでCD層もより良い音で楽しめる仕様になっている。
それなのにわざわざBlu-SpecCDで出す事で、この作品のメインであるはずのSACDを聴く機会を奪ってしまっている。SACD-HYBRIDを持っておけば、いずれSACDで真骨頂を味わえるチャンスもあるはずなのに・・その際にはまた同じものを買い直さなければならないという不利益を被る事になる。ちなみに、「限定盤買ったらSACDじゃなくて、前作よりショボくて・・でもまた同じのを買うのは・・」とい方が実際いたので書かせてもらっている



パフォーマンス★★★★★
音質★★★★
総合★★★★☆
お薦め度★★★★★
:09年度VIVA!ミュージックアワードノミネート決定。傑作。総合点は売り方とマルチ無しの分少し減点。されどお薦め度は満点。私が金持ちなら皆に配って歩きたい

produced by keiichi sokabe
orijinal concept by keiichi suzuki

recorded and mixed by ryo ikechi and keiichi sokabe
recorded and programmed by keiichi suzuki

M11 includes maserials recorded by shinichi takizawa

assisted by SHINICHI TAKIZAWA,SHINNICHI FUKUDA



recorded at aLIVE RECORDING SUTUDIO,SOUND CREW SUTUDIO,and JAPAN INTERNATIONAL SOUND AND MAGIC STUDIO



CD masterd by MASAYA TAKISE
SACD and 5.1ch masterd by YUJI CHINONE