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SACDに特化した偏屈ブログ

ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管マーラー・シリーズ交響曲第9番!!

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ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管/マーラー:交響曲第9番
充実のシリーズ、ついにマーラーの深奥へ!
告別の交響曲に聴く、ジンマン畢生の名演奏。

【絶賛! シリーズ第9弾】

ベートーヴェン交響曲全集で世界的な名声を築いた名コンビ、ジンマン&チューリヒ・トーンハレの総決算であり、マーラー生誕150年の今年2010年の完成を目指して進行しているマーラー交響曲全集の第9弾です。「驚くべき《精確さ》と《内的欲求》の合一。未聴の音世界が展開」(レコード芸術)、「曲そのものを味わうのにふさわしい名盤」(音楽現代)、「ジンマンのスコアへの透徹した視線を余すところなく再現」(ぶらあぼ)と、既発売の8枚も高い評価を得ています。
 
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マーラーの告別交響曲、第9番】
この第9番は、マーラーが生前初演することができず、マーラーの没後ブルーノ・ワルターによって初演されました。破天荒なスケールを持つ第8番「千人の交響曲」や、番号をあえて付さず2人の独唱を伴った「大地の歌」の独自性とは異なり、4つの楽章からなる純粋器楽のための交響曲です。生へのノスタルジーと死への恐怖をドラマティックに描き尽くした長大な第1楽章、地元の舞曲であるレントラーやワルツが走馬灯のように交錯する第2楽章、荒々しい第3楽章ブルレスケ、そして生への執着を歌い尽くした後「死に絶えるように」消えてゆく第4楽章と、それまでの作品以上に自己の心情を吐露したとも思える作風が特徴です。初演者のワルターによる第2次大戦前のライヴ録音以来、バルビローリ、バーンスタインジュリーニテンシュテットなど、作品に深くのめり込んだ解釈による個性的な録音が数多く残されていますが、ジンマンは、それとは一線を画し、クレンペラーの客観性とカラヤンの唯美性を引き継ぎつつこれまでにない音楽的な解釈を成し遂げています。

http://img.hmv.co.jp/news/image/09/0514/news-0070.jpgマーラーとともに40年、3度目のチクルスに挑戦中のジンマン】
オランダ時代からコンセルトヘボウの資料室でマーラーの自筆譜を研究し、ロチェスターボルティモア時代にチクルス演奏を敢行し、マーラー演奏に関しては一家言を持つジンマン。「マーラー交響曲はそれぞれが大河小説の一つの章のようなもの」と語り、チューリヒ・トーンハレとの3度目のチクルスでは番号順に演奏・録音を進めています。バーンスタイン流の感情に流された解釈とはきっぱり縁を切り、スコアに書かれていることを厳格・精密に再現することによってこそ、明確で説得力あるマーラー像が生まれるというジンマンの信念は、チューリヒ・トーンハレとの一連の録音によってはっきりと証明されつつあります。

サウンドチェックにも使える! オーディオファイル面のアピール】
マーラー交響曲の演奏に必要な4管編成の100人を超す大編成のオーケストラは、オーディオファイルのSACDハイブリッドでのリリースに相応しいもの。ジンマン自身、マーラー解釈には「音の遠近感や空間性の再現が不可欠」と考えており、特にSACDマルチでの再生については、「家庭でマーラーの意図した音響を再現できる最適なメディア」と絶賛を惜しみません。ヨーロッパ屈指の音響効果を誇るチューリヒのトーンハレで、元デッカの優秀な録音技術陣と一体になってジンマンが作り上げるマーラー・チクルスの真骨頂といえるでしょう。(ソニー・インポート)

【収録情報】
マーラー交響曲第9番ニ長調
 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 デイヴィッド・ジンマン
(指揮)

 録音時期:2009年10月
 録音場所:チューリヒ、トーンハレ
 録音方式:デジタル
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
 
 
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