VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

俊英揃いの驚異的アンサンブル。 スドビンがシューマン&ブラームスの 室内楽を録音!

Schumann/Brahms: Piano Quartet

Schumann: Piano Quartet Op.47; Brahms: Piano Quintet Op.34

スクリャービンとメトネルのピアノ協奏曲を収録したアルバム(BIS SA 2088)がインターナショナル・クラシック・ミュージック・アワード(ICMA)2016の協奏曲部門を受賞するなど、世界が注目するピアニスト、エフゲニー・スドビン。光り輝く音色、歯切れのよいタッチ、流れるような推進力、そして絶妙な歌い回しを持ち味とするスドビンから紡ぎだされるピアノの音色は絶品の極みで、欧米では「ホロヴィッツの再来」とも評されているほど高い評価を得ております。期待の新録音ではシューマンのピアノ四重奏曲とブラームスピアノ五重奏曲を収録しました。共演はメニューイン、ニールセン、ヴュータンの国際コンクールを制し、オーギュスタン・デュメイも激賞するラチャ・アヴァネシヤン、ジャニーヌ・ヤンセンをはじめとする世界的演奏家から絶大なる信頼を得ているボリス・ブロフツィン、チャイコフスキー国際コンクールミュンヘン国際音楽コンクールなど多数の受賞歴を誇るアレクサンダー・チャウシャンなど、俊英揃いのメンバーで構成されております。シューマンのピアノ四重奏曲は傑作ピアノ五重奏曲と同様に変ホ長調で書かれており、ロマン的な輝きと旋律的な創意にあふれた作品です。一方ブラームスピアノ五重奏曲は当編成の最高傑作であり、ブラームスの代表曲の一つです。巨大でありながら精緻な構成、若さみなぎる情熱などブラームス特有のやわらかさと諦観が流れています。スドビンのきらめくタッチと実力派揃いのアンサンブルでおくる注目の録音です!
キングインターナショナル
 
【曲目】
(1)シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47
(2)ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34

【演奏】
エフゲニー・スドビン(ピアノ)、
ラチャ・アヴァネシヤン(ヴァイオリン;(2)第2ヴァイオリン)、
ディームート・ポッペン(ヴィオラ)、
アレクサンダー・チャウシャン(チェロ)、
(2)ボリス・ブロフツィン(ヴァイオリン;第1ヴァイオリン)

【録音】
セッション録音:2016年5月/ザ・シュー・ファクトリー(ニコシア/キプロス)