ヴィヴァルディ:四季 他 レイチェル・ポッジャー ブレコン・バロック
美しい、実に美しい調べに包み込まれます。
曲が始まった瞬間、妻が「あっ」と反応。よく知られた有名曲だからかな?と思ったら、「凄い音キレイ」と美しいヴァイオリンの響きに反応した様です。
CHANNELレーベルは昨年からGRIMM DSD64からMERGING 256に機材が変わっているようで、確かに過去のポッジャーのアルバムと音が違う印象。プロデューサー、エンジニアが同一のレーベルですので、機材の変更がより比較しやすい点でその筋のマニアにもおススメですね。数字が上がれば音も良いという短絡的なものではないですが、これまでよりより落ち着いた、ナチュラルな印象を受けます。比較盤が09年、10年のアルバムですので、技術の進歩以外にエンジニアの音作りの変化というのもありますし、ですのでこれ1枚では、と思いますが。来月発売予定のイヴァン・フィッシャーのメンデルスゾーンタワーレコードも期待大。
まだ数回聴いただけですので、もっとじっくり聴きたいと思います。
SACD、DSD録音と一口に言ってもCHANNEL、PentaTone(ポリヒムニア*PCM録音も有)、LSO Live(クラシックサウンド)で音の傾向は違う(オクタヴィア、ソニー、マリインスキー、b-sharp、らも)、また同じ会社でもプロデューサー、エンジニアが違えば当然また違う。DSD録音だったら、SACDだったら全てが良いかと言われれば、そうではない。実に面白い。
このアルバムは愛聴盤になりそう。
玉置浩二「ワインレッドの心」