VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

先週届いたSACD レイチェル・ポッジャー ヤンソンスRCOのストラヴィンスキー

イメージ 1ヴィヴァルディ:四季 他 レイチェル・ポッジャー ブレコン・バロック
美しい、実に美しい調べに包み込まれます。
曲が始まった瞬間、妻が「あっ」と反応。よく知られた有名曲だからかな?と思ったら、「凄い音キレイ」と美しいヴァイオリンの響きに反応した様です。
CHANNELレーベルは昨年からGRIMM DSD64からMERGING 256に機材が変わっているようで、確かに過去のポッジャーのアルバムと音が違う印象。プロデューサー、エンジニアが同一のレーベルですので、機材の変更がより比較しやすい点でその筋のマニアにもおススメですね。数字が上がれば音も良いという短絡的なものではないですが、これまでよりより落ち着いた、ナチュラルな印象を受けます。比較盤が09年、10年のアルバムですので、技術の進歩以外にエンジニアの音作りの変化というのもありますし、ですのでこれ1枚では、と思いますが。来月発売予定のイヴァン・フィッシャーのメンデルスゾーンタワーレコードも期待大。
まだ数回聴いただけですので、もっとじっくり聴きたいと思います。
こちらも先週届きました。ストラヴィンスキーを渇望していた耳を満足させる演奏、録音。ラフマニノフも大好きなので1枚で2度美味しいカップリング。録音はポリヒムニア、さすがの大満足の音。
SACDDSD録音と一口に言ってもCHANNEL、PentaTone(ポリヒムニア*PCM録音も有)、LSO Live(クラシックサウンド)で音の傾向は違う(オクタヴィア、ソニー、マリインスキー、b-sharp、らも)、また同じ会社でもプロデューサー、エンジニアが違えば当然また違う。DSD録音だったら、SACDだったら全てが良いかと言われれば、そうではない。実に面白い。
このアルバムは愛聴盤になりそう。
イメージ 3玉置浩二「ワインレッドの心」
香港でのみリリースされてるSACD。私も妻も大のお気に入り盤で、よく妻がリクエストしてくるのでちょっと実験。
CD層を流してみました。妻はSACDが何なのか知らないので、当然気付きません。8曲目が終わった所で一旦止めてSACD層に切り替えました。「え?全然違う!」と。「歌も演奏も上手いから普通に聴いてたけど、良い方聴いたらさっきのは響きもないしこじんまりしてるし、声の質感も違う」と言う感想。SACDはより深く音楽に浸れる、聴き疲れしない。
SACDって楽器の響きも勿論違いますが、声はより分かり易く違うと思います。このバラードアルバムだと余計に分かり易い。玉置浩二の様に歌の上手い、声が絶品の人はより。ポップスも増えて欲しいものです。。