VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

近頃聴いてるSACD オノセイゲン絡み

子供からもらった風邪がやけに長引くなと思っていたら、全然治らず高熱が出始めたのでたまらず病院へ行くと・・
肺炎・・とても音楽が楽しめる状態ではなかった2週間・・健康は大切だと痛感いたしました。
なんとか回復して、最近聴いているのは
 
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セイゲン・オノ・アンサンブル:アット・ザ・ブルーノート東京
 
録音・マスタリング・エンジニアとしては世界でもトップクラスに優れた方と思ってますが、演奏者としてのオノセイゲン氏は「音は抜群なんだろうけど、音楽としてどうなんだろう?前衛的というか環境音楽的なわけわからん系かな?」と勝手に思ってたんで、あまり期待はしてなかったんですが・・カッコいいです。ハマりました。
オノセイゲン、三宅純、村田陽一五十嵐一生、緑川英徳、竹内直、山口とも、佐藤慎一、ヲノ・サトル、江波杏子柚楽弥衣、石川智、DEN &COKKY。豪華なメンバーでお分かりの通りそれぞれのプレイが実にカッコいい。
多国籍(無国籍)ジャズと表現すれば良いのか、バラエティ豊かで、先日亡くなった女優の江波杏子がアンサンブルをバックに「アンチョビ・パスタ」の作り方を朗読する曲も面白い。
30周年を記念して新装発売される「コムデギャルソン」も俄然興味津々になりました。そちらはジャケや詳しい内容が分かり次第お伝えします。
 
 
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三宅純:星ノ玉ノ緒
 
先日もお伝えした盤ですが、全く私の趣味ではない音楽。でも妙に気になるのと、オノセイゲン・リマスターという事で冒険買いした1枚。
やはり自分の趣味ではないのですが・・「はじめてであう なつかしさ あらしのようなうつくしさ」の帯コピーの通り、どこかで聴いたわけじゃない初めての音楽、メロディなのに懐かしい、ただの美しいじゃない「なんだこれは!」と岡本太郎的美とでも言うのでしょうか、とにかく名コピーですねこれは。作品をよく表している。
自分好みの音楽だけ聴いていたのではマンネリ化してしまう所を別角度から、見えない角度、タイミングで飛んできたパンチ(井上尚弥のパヤノ戦のフィニッシュの右の様な)、これは効きます。
感性を刺激される音楽ですね、こういうのを挟むと音楽って奥も幅も深く広いなと思います。
私にとって主食にはなりませんが、妙にクセになる。三宅純の作品がSACDで出たら買いますね。
 
 
 
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グレン・グールド・ギャザリング
坂本龍一 アルヴァ・ノト クリスチャン・フェネス フランチェスコ・トリスターノ
 
オノセイゲン渾身のDSD録音。この作品も是非聴いて頂きたい。