テスタメント/私の愛する音楽~ハイドンからプロコフィエフへ~(完全生産限定盤) ヴァレリー・アファナシエフ
増税前、セール中、という誘惑に負けて勢いで購入。結果・・買って良かった。
「音楽は静寂の中からはじまり、静寂の中に消えていきます。フォルテシモで弾いてる時でも静寂を感じなくてはいけない。偉大なピアニストは静寂の意味が分かっていた」
というアファナシエフの言葉が説得力を持って迫ります。この言葉に彼がDSD録音、SACDリリースを選ぶ理由があると思いますね
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)前橋 汀子
無伴奏チェロ組曲が大好きなんですが、無伴奏ヴァイオリンはちょっと難解というか、取っつきにくさが個人的にはありました。ところがこちらはメロディをとても丁寧に、それでいてダレる事もなく、無伴奏チェロとの連続性を感じさせてくれる演奏。録音の良さもメロディがス~ッと入ってくる要因でしょう。DSD録音SACDの無伴奏ヴァイオリンはユリア・フィッシャー盤以来かと思われます。
河野智美の2015年リリース2ndアルバム。今年リリースの「スペイン」も同クオリティですが、曲の良さ(好み)でこちらをよく聴きます。日本初録音含む現役作曲家の曲、またジャズスタンダードもと意欲的な点も高く評価したい。DSD録音
ミカラ・ペトリ(リコーダー)、マリリン・マズール(パーカッション)、ダニエル・マレイ(ギター)の3人によるブラジルがテーマの作品。派手さは無いものの、何度も聴いてしまう中毒性のあり、大変お気に入り。DXD録音
A CALM IN THE FIRE OF DANCES DEEP RUMBA
圧倒的なリズム感。濃厚な音。盛り上がる曲もいいですが、1、7、なんてずっと聴いていたい心地よさ。レーベル倒産で市場にある限りなんですが、どうやら売れ残ってる様なので・・タイコの響き、余韻、音の黒感、SACDじゃなきゃ出せないでしょう。
American Clave作品SACD化が道半ばで頓挫したのは痛恨の極み。。
こちらはアナログ録音