ブダペスト祝祭管弦楽団のコンサートマスターとして、またケラー四重奏団のヴァイオリニストとして世界的に活躍し、近年では指揮者としても多くの活動を行うアンドラーシュ・ケラー指揮による「TACET」レーベルへの第一弾となるアルバムが登場。作曲家にとって運命的な交響曲の番号である第9番シリーズとして、今後シューベルト、ドヴォルザーク、マーラー等の発売を予定しています。
長年、弦楽四重奏団で活躍してきたケラーは各楽器が持つ音質・音色を室内楽のように繊細に調和させ見通しの良い豊かな響きを生み出し、この孤高の交響曲の世界観を描き出しています。その沸き立つようなハーモニーを「TACET」の録音技術は見事に再現し聴く者に提示してくれています。
「TACET」レーベルは長く室内楽以下の規模を中心に、演奏された音のより良質な再現に長年努力を重ね、演奏家やレーベルを愛する多くの人々が納得してもらえるようなアルバムを発売し続けてきました。近年のベートーヴェン:交響曲全集(ライスキ指揮)、ラヴェル:管弦楽作品(リッツィ指揮)等のアルバム発売を通して、「TACET」のアルバム作りがオーケストラ作品の音質再現にも通用するとの自信を深める中、この度名指揮者ケラーとコンチェルト・ブタペストとの運命的な出会いと協力を得て、5日に渡る録音時間から得られた演奏情報を発売致します。
優れた録音、再生技術に拘る「TACET」レーベルならではの音の情報量が多いSACD(ハイブリッド)アルバムです。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB109
コンチェルト・ブタペスト
アンドラーシュ・ケラー(指揮)
録音時期:2017年9月
録音場所:ブダペスト、イタリア文化研究所コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND