国別特集、お次はインド！
Subramaniam: Journey - Subramaniam, Baadsvik, Krishnamurti, Kuusisto
インドのパガニーニと称されるヴァイオリニスト、作曲家のＬスブラマニアム（ラクシュミナラヤナ・スブラマニアム。ジョン・マクラフリンとの”シャクティ”で知られるLシャンカールは弟）とノルウェーのテューバ奏者、オイスタイン・ボーズヴィークの共演。
1. インドヴァイオリンとテューバのための協奏曲（2016）
2. 旅（1987）
3. 蝕（2010）
4. バッハへの捧げ物（1987）
Lスブラマニアムはインド古典音楽のみならず、西洋音楽やジャズとのコラボも盛ん。
Dr. L. Subramaniam, Larry Coryell: From the Ashes
L. Subramaniam & Larry Coryell - Beyond The Flames
Water Lily Acousticsというカリフォルニアのレーベルからで、ここは世界の様々なミュージシャンとの共演で異文化融合音楽で評価の高いレーベル。SACDもいくつかありまして、いずれもアナログ録音と思われます。ただ、もう入手困難なものばかりなんですが・・↑は現在新品もまだ安いです。
インドのフルート奏者（このアルバムでは”バンスリ”を演奏）ロヌ・マジュムダール、アビジット・バナジー（タブラ）とライ・クーダー、ジョン・ハッセルらとの
Ronu Majumdar, Ry Cooder, Jon Hassell, Abhijit Banarjee: Hollow Bamboo
ライ・クーダー4曲、ジョン・ハッセル2曲。インド・トラッドなアンビエント音楽。
ライ・クーダーの息子、ヨキアム・クーダーもパーカッションで一部参加。
Ronu Majumdar, Ry Cooder, Jon Hassell - Krsna Kantha Kandam (Hollow Bamboo)
James Newton, Kadri Golpalnath: Southern Brothers
アメリカのフルート奏者、ジェームス・ニュートンとインドのサックス奏者、Kadri Golpalnathの作品。ムリダンガムというインドの太鼓でPoovalur Sriji（ Srinivasan）
Taj Mahal, V.M. Bhatt, N. Ravikiran: Mumtaz Mahal
タジ・マハールとインドのスライド・ギターの名手ヴィシュワ・モハン・バット。
これ、欲しいな～。でも高い・・
Ry Cooder & V. M. Bhatt: A Meeting by the River
ヴィシュワ・モハン・バットとライ・クーダーのコラボ作。こちらはAnalogue Productions から再発されました。
その他はちょっと無理！な程高騰してますので
Water Lily AcousticsレーベルSACD：Amazon
フィンランドのALBAレーベルから
E.Hameenniemi: Red Earth and Rain, The Bird and the Wind ヨン・ストゥールゴールズ 、 Avanti Chamber Orchestra
フィンランドの作曲家、エーロ・ハメーンニエミはタミル語のコミュニケーションは問題ないどころか、サンスクリット語も読めるというド級のインド通。
そんな彼が、南インドの古典音楽カルナータカ (カルナティック) 音楽を代表する女性歌手のひとり、ボンベイ・ジャヤシュリ Bombay Jayashri のために作曲した
歌曲集《赤い大地と降りそそぐ雨 (Sade ja punainen maa/Red Earth and Pouring Rain)》
ボンベイ・ジャヤシュリ (ヴォーカル)
プーングラム・スブラマニアム (ムリダンガム)
S・カールティック (ガタム)
ミンナ・ペンソラ (ヴァイオリン)
ヘイッキ・ニクラ (バスクラリネット)
フィンランドの民俗詩と、古代インドの詩をソプラノが弦楽5部との共演で歌う
歌曲集《鳥と風》
ラウラ・レイスマ (ソプラノ)
ユッカ・ランタマキ (ヴァイオリン)
ラリマッティ・プネルプロ (チェロ)
アヴァンティ！室内管弦楽団
ヨン・ストゥールゴールズ (指揮)
これは私もこの特集のネタ集めで知ったアルバム。かなり良いですね。世界は広い.
ハメーンニエミ作品は現在まで3作品で聴けます
エーロ・ハメーンニエミSACD HYBRID：タワーレコード
さて、インドと言えば・・ジョージ・ハリスンやリンゴ・スター、ボブ・ディラン、エリック・クラプトンらとも共演で知られるシタール奏者のラヴィ・シャンカールが一番有名でしょう。
そのラヴィの娘
ノラ・ジョーンズ Come Away With Me
こちらは2003年にEMIから出たSACDですが、Analogue Productions からもSACD化されてます。やはり高騰してますが・・
The Sacd Collection
Fall
Feels Like Home
Little Broken Hearts
Not Too Late
The Peter Malick Group: New York City
こちらは台湾のレーベルからSACDで出てますが・・
Tim Ries: The Rolling Stones Project
ノラも参加のローリングストーンズ・トリビュート。中古価格は激安
Genius Loves Company
レイ・チャールズの遺作となった本作にもノラ参加。こちらも中古は激安。まあ、参考までに
異母姉妹のアヌーシュカ・シャンカールは父と同じシタール奏者
SACDで聴いてみたいものですが・・姉妹共演↓
