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SACDに特化した偏屈ブログ

ニコラス・アルトシュテットが独奏を担当! フィンランドを代表する現代作曲家ファーゲルルンドのチェロ協奏曲『ノマド』と管弦楽曲『水の世界地図』ハンヌ・リントゥ 、 フィンランド放送交響楽団

ファーゲルルンド: ノマド、水の世界地図 Nomade, Water Atlas

ニコラス・アルトシュテット 、 ハンヌ・リントゥ 、 フィンランド放送交響楽団

タワーレコード

 

SACDハイブリッド盤。セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-)は、シベリウス・アカデミーのエルッキ・ヨキネンのクラスで学びました。2004年、作曲のディプロマを取得。人生の「根本的疑問」と「実存経験」を深い洞察に基づく音楽表現に作った管弦楽作品が注目され、フィンランドの彼の世代を代表する作曲家のひとりとして認められるようになりました。フィンランド放送交響楽団とハンヌ・リントゥによるファーゲルルンドの音楽の第3作。2018年の作品が2曲、収録されています。
チェロ協奏曲《ノマド》は、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団フィンランド放送交響楽団から委嘱を受けて作曲された作品です。「探求」と「移動」を抽象的に言う「ノマド」を曲名にとり、「チェリスト=放浪者」が、管弦楽によって描かれるさまざまな景色と気分と出来事の間を旅してゆくスタイルの音楽として作られています。第1部分「エスプレッシーヴォ(表情豊かに)」、第2部分「アジタート、モルト・リトミーコ(激して、きわめてリズミカルに)」、「ミステリオーソ(神秘的に)」の〈間奏曲 I〉、第3部分「ヴィヴァーチェカプリッチョーソ(生き生きと、気ままに)」、第4部分「レント・コンテンプラティーヴォ(ゆったりと、瞑想するように)」、「ミステリオーソ、ポコ・テヌート(神秘的に、テヌート気味に)」の〈間奏曲 II〉、第5部分「エスプレッシーヴォ、リベラメンテ(表情豊かに、自由に)」、第6部分「エザルタート、モルト・アジタート(熱狂し、きわめて興奮して)」。8つの曲が切れ目なく演奏されます。この協奏曲は、多才なアーティストとして注目される、ドイツ系フランスのチェリスト、ニコラ・アルトシュテットのために書かれ、2019年2月15日、彼とリントゥによりハンブルクで初演されました。
《水の世界地図》は、《吹きだまり(Drifts)》《石造物(Stonework)》(BIS SA-2295)とともに「三部作」として構想された最後の作品です。3作は、共通の音楽素材を基礎につながりながら、それぞれが独立、自己完結した曲として書かれました。ファーゲルルンド毎年、長い時間を過ごすというバルト海沿岸の夏の家から望むフィンランド群島とごつごつした岩盤の島々の広大な姿からインスピレーションを得て、一般的、哲学的、抽象的要素としての「海」を「人間の目」で描いた作品です。アムステルダムのコンサートホール「コンセルトヘボウ」、BBC交響楽団フィンランド放送交響楽団の共同委嘱作。2018年4月、オスモ・ヴァンスカ指揮のオランダ放送フィルハーモニック管弦楽団により初演されました。
チェロ協奏曲《ノマド》は、2019年4月、ヘルシンキ・ミュージックセンターで行われた「ヘルシンキ初演」のライヴ録音。《水の世界地図》は、8月、ミュージッ
クセンターでのセッションの録音です。
キングインターナショナル

【曲目】
セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):
(1)ノマド(Nomade)(2018)~チェロと管弦楽のための
(2)水の世界地図(Water Atlas)(2017-18)~管弦楽のための

【演奏】
(1)ニコラ・アルトシュテット(チェロ)
フィンランド放送交響楽団
ハンヌ・リントゥ(指揮)

【録音】
(1)2019年4月10&11日(ライヴ)
(2)2019年8月
ヘルシンキ・ミュージックセンター(フィンランド)

制作:
(1)ラウラ・ヘイキンヘイモ
(2)セッポ・シーララ

録音:
(1)エンノ・マエメツ、ヤリ・ランタカウリオ(YLE)
(2)アンナ=カイサ・ケムッピ

ハンヌ・リントゥSACD HYBRID:タワーレコード

ニコラス・アルトシュテットSACD HYBRID:タワーレコード

フィンランド放送交響楽団SACD HYBRID:タワーレコード

 

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