VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

リットン率いるシンガポール響によるショスタコーヴィチの管弦楽曲集

ショスタコーヴィチ: ジャズ組曲、ステージ・オーケストラのための組曲、他
アンドルー・リットン 、 シンガポール交響楽団

タワーレコード

 

SACDハイブリッド盤。ラン・シュイ(水藍)が世界的なオーケストラへ育て上げたシンガポール交響楽団。BISレーベルからリリースしている多くの録音でも知られますが、当アルバムではアンドルー・リットンを迎えてショスタコーヴィチ管弦楽作品を録音しました。
ショスタコーヴィチ交響曲、オペラ、映画音楽、バレエ音楽などあらゆるジャンルに名作を残していますが、30代以降は時代背景を表した重々しく暗い作品のイメージがあります。当アルバムでは若かりしショスタコーヴィチの明るい側面をあらわした作品ばかりを集めました。
ジャズ・オーケストラのための第1組曲(ジャズ組曲第1番)は1934年に「ソビエト・ジャズ」の評価を高めることを目的として作られた3つの短い楽章からなる組曲で、当ディスク唯一のオリジナル作品です。このほかは既存の作品からのアレンジもの。「ポルカ」が有名なバレエ音楽『黄金時代』組曲コルホーズの農民と芸術家たちとの相互理解を描いたバレエ音楽『明るい小川』組曲、様々な作品から8つの楽章にまとめられたステージ・オーケストラのための組曲、そしてヴィンセント・ユーマンス(1898-1946)の大ヒット曲「二人でお茶を」を管弦楽用に編曲した『タヒチ・トロット』を収録しております。ゴージャスなサウンドを見事にとらえたBISレーベルが誇る技術陣渾身の録音です!
キングインターナショナル

【曲目】
ショスタコーヴィチ
(1)ジャズ・オーケストラのための第1組曲(1934)
(2)バレエ音楽『黄金時代』組曲 Op.22a(1930/1935)
(3)バレエ音楽『明るい小川』組曲 Op.39a(1935/1945)(チタレンコ編)
(4)ステージ・オーケストラのための組曲(1950年代)
(5)『タヒチ・トロット』(1927)

【演奏】
アンドルー・リットン(指揮)、シンガポール交響楽団

【録音】
セッション録音
2019年8月20-23日
エスパラネード・ホール(シンガポール

プロデューサー、エディティング、ミキシング:インゴ・ペトリ
(Take5 Music Production)
サウンド・エンジニア:ファビアン・フランク
(Arcantus Musikproduktion)

 

 

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