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SACDに特化した偏屈ブログ

グリンゴルツ・クヮルテットの圧倒的な技術と豊かな表現で聴く、シェーンベルクの弦楽四重奏曲第1番&第3番

シェーンベルク: 弦楽四重奏曲第1番&第3番
グリンゴルツ・クヮルテット

タワーレコード

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SACDハイブリッド盤。精力的な演奏・録音活動で知られるロシアの名手イリア・グリンゴルツ。ソロ活動のほか室内楽にも積極的に取り組んでおり自身のクヮルテットでも多くの録音があります。シェーンベルクの第2番と第4番を収めたアルバム

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(BIS SA-2267)の録音から約5年、ついに第1番と第3番を録音しました!
十二音音楽の創始者として20世紀音楽に最も大きな影響を残した作曲家の一人、シェーンベルク。1908 年頃より無調を試みましたが第1番は1905年の作品です。調性に基づいた作品ですが、その対位法的な技巧と単一楽章形式の試みなど、注目すべき点の多い初期作品です。単一楽章といっても当演奏では46分ほどの大曲。緊張感をもったこの作品ですが当団は集中を切らすことのない演奏を展開しております。
第1番作曲から四半世紀弱。第3番は1927年の作品です。十二音の技巧によって作られた4楽章構成のこの作品ですが、第1番同様主要主題の音形によって静かに終わります。当団の引き締まった演奏はシェーンベルクの作品にマッチしております。
キングインターナショナル

【曲目】
シェーンベルク
(1)弦楽四重奏曲第1番 ニ短調 Op.7(1904-05)(46'38)
(2)弦楽四重奏曲第3番 Op.30(1927)(32'01)

【演奏】
グリンゴルツ・クヮルテット
イリア・グリンゴルツ
(ヴァイオリン:アントニオ・ストラディバリウス’ex-Prove’(クレモナ 1719年製作))
アナヒット・クルティキャン
(ヴァイオリン:カミッロ・カミッリ(マントヴァ 1733年製作))
シルヴィア・シモネスク
ヴィオラヤコブス・ヤヌアリウス(クレモナ 1660年製作))
クラウディウス・ヘルマン
(チェロ:ジョヴァンニ・パオロ・マッジーニ(ブレシア 1600年頃製作))

【録音】
セッション録音
2021年3月24-27日
SRFスタジオ(チューリッヒ

 


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