VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

最近のお気に入りSACD

 最近入手したものが主ですが、聴き返しもあります。最近よく聴いてるリストですね。いずれもお薦めです
 
 
 
期待通りにしっとりと大人の夜にぴったりで、予想を上回る良さでした。ソニー曰く「ラグジュアリー・ジャズ」の通り贅沢感のあるムード。全篇バラードでは退屈かな~なんて危惧もあったのですが、まったくの杞憂に終わる充実の10曲。ケイコ・リーの歌唱は勿論ですが、演奏陣の良さが曲に引き込ませますね。個人的には「For The love Of You」「It’s Happenin’」(歌いだしで涙が出そうになる)ノラ・ジョーンズでお馴染み「Don't Know Why」ビートルズの「Across The Universe」が特にお気に入り。他も良いですしアルバム全体の流れも良い。これはお薦めです。
 
 
この盤と同じP・ヤルヴィ、カンマーフィル、RCA、ポリヒムニアDSD録音のベートーヴェン・シリーズがとてもお気に入りなので、国内盤ですが躊躇なく購入。シューマン交響曲は初聴ですが、期待通りの良さです。シューマンはジワジワと良さが染みてくるメロディが良いですね。「弱」も丁寧に表現しているのでちょっとボリュームを上げて聴いてもらいたいです。盛り上がりの場面での興奮度が高いです
 
 
疲れたな~癒されたいな~と思うと聴くこの盤。めちゃくちゃ地味なんですが、メロディの良さは素晴らしいの一言。ヴィオラ・ダ・ガンバとテオルボという繊細な音の楽器をDSD録音で克明に捉えたという点でも非常に意義のある一枚に思う。2人だけとは思えない多彩な表現力もあり飽きない。
 
 
ヒレ・パール参加という事でこちらも躊躇なく購入。名器ヤーコプ・シュタイナーで見事な音色を聴かせてくれるゼペック、目当てのヒレ・パールは勿論ですが、べーリンガーが良い。特にチェンバロの時よりもオルガン。disc2での幻想的なオルガンと叙情的なヴァイオリンの調べに恍惚の人と化してしまいます。
こちら、EU盤は現在高騰してますが、まもなくUS盤がリリースされます(上記リンクはUS盤です)。お薦めです
 
 
全てを聴いたわけでは無いですが、私が聴いた中では一度もハズレが無いこのコンビ。期待通りの良さです。
チャンネルのDSD録音はとても迫力があり、飛び出してきそうです。最近は以前と傾向が変わった?と思います。ベートーヴェンの中でも特に好きな2曲ですので余計に嬉しい1枚。クラシックって、音楽って楽しい!と思わせてくれる快演
 
 
先日ゲルギエフ&ロンドン交響楽団の同曲も出ましたが、私は今のとここちらの方が好き(LSOをもっと聴き込めば違う感想は出てくるかもですが)。演奏も録音もとても良い。LSOもこちらもライヴ録音ですが、こちらの方がライヴの良さが出ていると思います。じっくり聴かせるので集中力がいりますので、頻繁にとはいきませんが体調の良い時に浸ると良いです
 
 
都会的なケイコ・リーとは対照的な沖縄のジャズ・バー「インターリュード」でのライヴDSD録音。むせ返る様な生々しい音と深い深い人生が滲み出る与世山のヴォーカル。「説得力」とはこういうものだと思う。あまりメディアには出てこない、録音も多くは無い歌手だけに、DSD録音のSACDで聴けるのが嬉しい。ジャズ好きは手にしておいて欲しい一枚
 
 
上記は全て新録ですが、こちらは再発。しかしグレッグ・カルビによるDSDリマスター&音匠仕様で見事な音。そして素晴らしい内容。再発ですが初聴なので新譜同然です。レヴューしようと何度も聴き込んだのですが、この音楽を噛み砕いて説明するのは現在の私の知識とボキャブラリーでは不可能です。。凄い!それのみ。聴いてみてください
 
 
まだ届いたばかりでチョイ聴きなのですが、第一印象良好。重厚さと繊細さ、動と静のコントラストを上手く描いた演奏ですね。秋から冬にかけてがブラームスが美味しい季節ですのでこれからじっくり聴き込みたいです
 
 
ハンクの残した音源にあらゆるアーティストが音を被せた所謂「企画モノ」。が、しかし単なる企画モノとは片付けられない愛情の篭った好企画。音も抜群に良い。DSDの技術が向上したのもあるでしょうが、昔の88の同じくDSD録音のSACDよりも瑞々しさがあり迫力も陰影もあり、音匠仕様はいいな~と思う。先にケイコ・リーにはまったので後回しでよく聴けてませんが、今後じっくり堪能したい