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SACDに特化した偏屈ブログ

三浦文彰のプロコフィエフ、村田浩の予約開始、飯森&山響のシューマン

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三浦 文彰

プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番&第2番

 
世界三大ヴァイオリン・コンクールのひとつ、ハノーファ国際ヴァイオリン・コンクールにおいて史上最年少で優勝。「驚くべきその演奏はハノーファ国際コンクールのすべてを吸い取ってしまった」と評された至宝の才能が、プロコフィエフの傑作ソナタにおいて結実しました。聴く者を震撼させる圧倒的な超絶技巧と、悪魔的霊感に満ちた音楽性がここに開示されました。
世界最高のアカンパニストとの呼び声も高い、イタマール・ゴランとの濃密なアンサンブルも圧巻です。(ソニー


21世紀に颯爽と現れた新星・三浦文彰の演奏を聴いた瞬間、「ヴァイオリン本来の悪魔的な魅力」の復活を確信した。風貌はまだ少年のあどけなさを残しながら、いざ演奏が始まると日本人離れした図太く朗々と輝く音、スケールの大きな演奏設計、作品の内面に激しく迫る気迫のすべてにおいて、稀有の才能である事実を聴き手全員に納得させる。ゴランのピアノも三浦の音に呼応しながら、神秘性を深めていく。
ゴランが巧みにアッチェレランド(加速)をかけ、三浦の走りを助ける場面ひとつとっても、室内楽の醍醐味は満点だ。演奏が熱を帯びるとともに即興の霊感も高まり、いよいよ悪魔的世界復活の思いを新たにするのだ。
ライナーノーツより抜粋(池田卓夫=音楽ジャーナリスト)
【収録曲】
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調作品80
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調作品94bis

三浦文彰(ヴァイオリン)

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飯森&山響はこの数年シューマン交響曲を定期公演で取り上げ、毎回斬新な演奏で好評を得ています。また、並行して行われているモーツァルト定期ではピリオド楽器を用いたオーケストラ編成で交響曲全曲演奏に取り組んでいます。
 今回シューマンはその延長線上に位置するロマン派の交響曲の再現という観点にたって行われました。この時代あらゆる楽器が発展し、現代の我々が使用する楽器への移行期とも考えられ、作曲年代からの考証を基に、特に金管楽器については、ピリオド楽器を任意に使用し、巧みにシューマンのオリジナル・サウンドを再現しています。
 また、第4番は第1番の直後に書かれた初稿版を使用し、シューマン初期のオーケストレーションをピュアなサウンドで再現しています。また第4番の完成版作品120はYSOライヴの栄えあるファースト・アルバム(OVCX00024)に現代の楽器と奏法で収められています。この聴き比べも大きな楽しみとして、音楽ファンを魅了するでしょう。(SPEX)

【収録情報】
交響曲第1番変ロ長調 op.38『春』
交響曲第4番ニ短調 op.120(1841年初稿版)

 山形交響楽団
 飯森範親(指揮)

 録音時期:2011年1月9-10日(Op.38)、17-18日(Op.120) 
 録音場所:山形テルサ
 
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