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SACDに特化した偏屈ブログ

英国音楽愛好家要チェック!ジェラルド・フィンジ作品集 ポール・ワトキンス、アンドルー・デイヴィス&BBC響

Cello Concerto -Sacd-

Finzi: Cello Concerto, Eclogue, Nocturne, Grand Fantasia and Toccata - Watkins / Lortie / Davis

イギリスの裕福な家庭に生まれたジェラルド・フィンジ(1901~1956)。幼くして父が他界、音楽の師、兄弟とも死別、ロンドンの王立音楽アカデミー講師の職を得るも、都会の喧騒を嫌い田舎で林檎栽培や品種改良を行いながら作曲活動を続けたという、そんな彼の作品からは哀愁と詩情にあふれ、ノスタルジックなメロディが熱狂的なファンを生んでいます。
このアルバムのメインである「チェロ協奏曲」は勿論ですが、カナダのフィギュアスケータージェフリー・バトルがフリー演技で使用し話題になった「エクローグ」も収録されており、SACDの高音質で聴けるのが楽しみです
 
ナッシュ・アンサンブルのチェリストとして活躍し、現在はエマーソン弦楽四重奏団のメンバー、そして指揮者として活動するChandos専属アーティスト、ポール・ワトキンス。全4巻にわたる「イギリスのチェロ作品集」や、ウォルトン、ディーリアスのチェロ協奏曲集など、英国音楽の素晴らしき録音をリリースしてきたワトキンスが、同じく英国音楽のスペシャリスト、アンドルー・デイヴィスの指揮で、ジェラルド・フィンジの大作「チェロ協奏曲」をレコーディング!

Chandosの「フィンジ:チェロ協奏曲」といえば、1986年に録音されたラファエル・ウォルフィッシュの名盤(CHAN 10425X)があるだけに、現在のChadnosアーティストたちによって30余年ぶりに送り出される渾身のフィンジにも期待が掛かります。
Chandos SACDの高音質録音や、ルイ・ロルティが弾く「エクローグ」や「大幻想曲とトッカータ」もポイント。英国音楽愛好家要チェックです!
(東京エムプラス)
【曲目】
ジェラルド・フィンジ:
チェロ協奏曲イ短調 Op.40*
ピアノと弦楽オーケストラのための 《エクローグヘ長調 Op.10†
夜想曲嬰(新年の音楽)ハ短調 Op.7
ピアノと管弦楽のための 《大幻想曲とトッカータニ短調 Op.38†
【演奏】
ポール・ワトキンス(チェロ)*
ルイ・ロルティ(ピアノ)†
アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBC交響楽団
【録音】
2018年2月3日-4日、ワトフォード・コロシアム(イギリス)
 

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