日本のポッス・シーンを形成し続け、そのスピリチュアルな歌唱は唯一無二と言えるシンガー、吉田美奈子と、日本のジャズ～フュージョンのギタリストとしては欠かせず、クラシック、映画音楽等多岐に渡る活動を見せる渡辺香津美。このふたりによるデュオ・アルバムが実現です。
ドアーズの「ハートに火をつけて」に始まり、ビートルズ「エリナー・リグビー」、ジョニ・ミッチェル「青春の光と影」といったロック・ナンバーから、デューク・エリントン「ソフィスティケイテッド・レディ」、ビリー・ストレイホーン「ラッシュ・ライフ」、チャールス・ミンガス「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」などジャズ・チューン、そしてカタロニア民謡などをとりあげていますが、全て完全なるふたりだけの世界で表現、描ききっています。渡辺香津美はアコーステイック・ギターに加えエレクトリックもプレイ。
歌とギターを知り尽くしたこの二人だから出せる、本物の音、重み、優しさ、強さ等々、様々な思いがシンプルな中にも凝縮された作品となっています。
１０月１５日発売予定
最近は新録のＳＡＣＤが目立ちますね。良い傾向です
