SACDハイブリッド盤。1993年、ヨルダン・ハシミテ王国の首都アンマンに生まれ、現在欧米で活躍する俊英ピアニスト、イヤード・スギャエルがハチャトゥリアンのピアノ作品を収録しました。
バレエ音楽『ガイーヌ』の「剣の舞」など、民族音楽が明確に継承された名作を数多く残したハチャトゥリアンですがピアノ作品でもアルメニア、グルジア、トルコ、アゼルバイジャンなどの民族音楽と西洋音楽とを融合させた情感豊かで強いリズムが印象的な作品を残しております。
ここに収録されたトッカータでは打楽器的な手法と東洋的な旋律が用いられるなど、華やかな演奏効果でハチャトゥリアンのピアノ作品の中では最も演奏される作品として知られます。キングインターナショナル
アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):ピアノ作品集
①ピアノ・ソナタ(1961)
②2つの小品(1926)
③子供のアルバム第1 巻(1947)
④詩曲(1927)
⑤ソナチネ ハ長調(1959)
⑥トッカータ(1932)
イヤード・スギャエル(ピアノ;Steinway D)
セッション録音:2018年12月/チータム音楽学校内ストーラー・ホール(マンチェスター)
Aram Khachaturian Piano Works - Iyad Sughayer
プロデューサーもしくはエンジニアはRita Hermeyer(写真:左。右はスギャエル)
彼女はBISのみならず、PENTATONEやCHALLENGEなどのSACDにも携わってます。