シューベルト: 八重奏曲
ウィグモア・ソロイスツ
SACDハイブリッド盤。豪華メンバー集結!2020年に結成された「ウィグモア・ソロイスツ」はイザベル・ファン・クーレンとマイケル・コリンズが中心となりウィグモア・ホールのディレクターであるジョン・ギルホリー(1973-)とのコラボレーションによって生まれた可変室内アンサンブル。歴史ある当ホールの名を冠した初めての団体です。当団はバロックから現代まで様々な形態で演奏していくことを目的とし、今後は現代作曲家に委嘱新作も演奏していくとのこと。また、今最も注目されているヴィオラ奏者ティモシー・リダウトら、次世代を担う優れた若手の音楽家たちも参加しており、今後の活動が注目されます。結成後、コロナ禍の影響で予定されていた演奏会は延期となったため、当録音は2020年12月にセッション収録されました。
記念すべき第1弾はシューベルトの傑作「八重奏曲」。クラリネット、ホルン、ファゴット、弦楽四重奏、そしてコントラバスという特異な編成の当作品はこれまでも名手が録音してきましたがここにまた新たな名盤が登場です。ベートーヴェンの七重奏曲 ホ長調 Op.20(1799-1800)に影響され、シューベルトは八重奏曲を作曲。クラリネットや第1ヴァイオリンを筆頭に格調高いブリリアントな旋律が魅力の当作品は室内楽の匠シューベルトの最高傑作に数えられます。マイケル・コリンズ、イザベル・ファン・クーレンを筆頭に名手が奏でる贅沢な音色をご堪能いただけます。
キングインターナショナル【曲目】
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D 803 Op.166(1824)【演奏】
ウィグモア・ソロイスツ
イザベル・ファン・クーレン(第1ヴァイオリン)
ベンヤミン・ギルモア(第2ヴァイオリン)
ティモシー・リダウト(ヴィオラ)
クリスティーヌ・ブラウマネ(チェロ)
ティム・ギブス(コントラバス)
マイケル・コリンズ(クラリネット)
ロビン・オニール(ファゴット)
アルベルト・メネンデス・エスクリバーノ(ホルン)【録音】
2020年12月11-13日
ウィグモア・ホール(ロンドン、イギリス)