シューベルト: 交響曲集 Vol.3
エドワード・ガードナー 、 バーミンガム市交響楽団
2015年からノルウェーの名門ベルゲン・フィルの首席指揮者を務め、2021年からはユロフスキの後任としてロンドン・フィルの首席指揮者を務めているエドワード・ガードナー。イギリスの次代を担うマエストロとして、今後の活躍も期待されるガードナーによるシューベルト交響曲全集の第3弾!かつて首席客演指揮者を担ったバーミンガム市交響楽団と共に若書きのシューベルトの作品を洗練された演奏で聴かせてくれています。
作曲当時16歳であった《第1番》は、すでに若いシューベルトが交響曲の形式と技法を理解していたということを明らかにします。その作品からはハイドン、モーツァルト、初期のベートーヴェンからの影響を受けていたことを感じさせるでしょう。その3年後に書かれた《第4番》はより野心的な作品で、曲全体の主題を統一させようというシューベルトの工夫が見て取れます。このアルバムではシューベルトの後期の交響曲へと向かっていく過程を窺い知ることが出来ます。
前作第1巻
(RCHSA5234/CHSA5234)と第2巻
(RCHSA5245/CHSA5245)は、ともにレコード芸術準特選盤に選ばれています。
(東京エムプラス)【曲目】
シューベルト:
交響曲第1番 ニ長調 D.82
交響曲第4番 ハ短調 D.417《悲劇的》
歌劇《フィエラブラス》序曲 Op.76 D.796【演奏】
エドワード・ガードナー(指揮)
バーミンガム市交響楽団【録音】
2022年7月15日-16日、タウン・ホール、バーミンガム(イギリス)